興味ある方は最後まで読んで下さい(※チョイ長いです)
きしやんの投資話 第三回「そもそも投資信託って何?」を解説します
※前回の補足が、ある意味第二弾
※4月から会社で始まる企業DC(企業型確定拠出年金)に関する話です
最初に皆さん、投資とギャンブルの違いって何だと思いますか?
※下に進む前にちょっと考えてみてください
きしやんイメージ
ギャンブル:確率にお金を投じること
投資:価値にお金を投じること
投資の世界で確率にお金を投じることを「投機」と言います。
投資・投機の世界に該当する物をざっくり挙げると
①公営ギャンブル(パチンコ、競馬、競艇等)
②デリバディブ
③先物取引
④FX(外国為替)
⑤不動産
⑥株式
⑦国債
⑧定期預金
⑤&⑥の半分より上が、投機(ギャンブル)になります。
株式投資の儲け話で言いますと、よく書店で「株で1億」とか、芸能人が1回の売買で400万の収入とか耳にします。
あの手のほぼ97%が、「たまたま安く買えて、たまたま早急に高く売れた」だけの、確率ゲームです。
確率ゲームと断言できる理由は、株価や為替の予想は「絶対に誰にも出来ない」からです。
※トランプさんが大統領になったら株価は暴落するって多くのニュースで言ってましたが、結果は高騰してます
1社の株に多額を投入する半面、株価が下落すると多大な損失を被ります。
これが、株式投資をギャンブルと思ってしまい、日本人特有の「投資アレルギー」の原因です。
なもんで、株式や不動産投資の半分がギャンブルだというのは、そういう危険なやり方をする場合の事です。
株式投資は、かなり知識が必要です。
株式投資というのは本来、ある企業の収益に対して株価が安い(割安さ or 成長が見込める)時に購入し、
何年かしてその企業が成長して、今の株価が割り高と思った時に売るのが株式投資らしいです。 ※株式投資に関する知識無いので。。。
よって、株式の短期売買は、投資ではなく投機です。
さて本題
■投資信託とは
株式投資は、個人レベルで利益を出すにはけっこーな頭金が必要で、いろんな企業の株式を購入するのは金持ちしかできません。
そこで、大勢の人から少しずつお金を集めて頭金を大きくし、多くの企業(ざっくり1400社以上)に株式投資を行う。
そこから売却で得た利益を、出資してくれた「大勢の人」に「購入してくれた口数」に対して分配するのが
「株式投資信託」です。 ※投資信託=ファンドとも呼ぶ
投資対象が国の債権だったり、不動産(REIT:リート)だったりしますが、仕組みは一緒。
株式の売買や、利益の分配は運用期間の人が行いますので、投資信託にお金を積み立てした我々が、何か特別な事をする必要はありません。
運用期間の人に「信託報酬」って手数料を毎月払うだけです。
※この手数料が超重要!別途説明します
■解説のまとめ
①知識ないのなら、株やFXに手を出すな。もちろん投資信託も同じ。
②投資信託は基本的に、投機(ギャンブル)ではありません
※投資信託の名前に「デリバディブ」や「先物」って入ってるのは投機(ギャンブル)要素大です
③月々1万円の小額積立でも、外国株式に投資する投資信託の場合、外国の1400社以上の会社に投資が出来ます。
■今回のワンポイント指南
最低限の知識を身につけて、毎月コツコツ投資信託で資産形成をしてみましょう!
着いて来てくださり、ありがとうございます
今回はここまで♪
次回は、より実践的な投資信託の中身に関する「投資対象の決め方」を解説します。
次回登場用語
・投資対象ごとのリスク
・対象指数って何?
・インデックスファンドとアクティブファンドとは
※注意事項※
・投資はリターンが確定されていませんので、自己の責任・判断でお願いします
・くれぐれも銀行や証券会社、保険の窓口で「資産運用」の相談をしないようにして下さい。無知だとカモにされます
・人気ランキング的な投資信託には、手を出さないようにしてください。「人気が高い=資産運用に向いてる」は別問題です