こんばんわ。花粉症で爆死中のきしやんです☆
つみたてNISAやiDeCo(特に企業DC)、お釣り投資等の普及によって資産運用が
身近になりつつある昨今、Twitterや他の人のブログでたまに見かけるのが
①資産運用した方がいいよ! ってフレーズと
②資産運用した方が良いの?って質問です。
資産形成と資産運用ってのは目的がまるで違うのですが、それをはっきり理解されて
いない人が多い印象を受けます。
今回は似たようで違う『資産形成と資産運用の違い』について書きたいと思います。
結論からいうと、資産形成の目的は生涯における世帯のトータル・キャッシュフローを
黒字化することです。
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1.資産形成を数式化する
冒頭で申しましたように資産形成とは、生涯に於ける世帯のトータル・キャッシュ
フロー(以後:TCF)を黒字化することです。簡単に計算式化すると
TCFとは {(収入ー支出)+ 資産 } ×一生涯 ≧ 0
こうなります。資産形成は基本的にCF(収入ー支出)をプラスにすることが大前提
ですが、世帯の収支はライフステージに於いてCFが赤字になることがあります。
ex)
・子供が大学に進学
・急な大型出費(住宅の頭金や冠婚葬祭)
・老後の年金生活時期
これらのライフステージでは、資産(貯蓄)を取り崩して対応することになりますので
TCFの右辺は『≧0』となります。つまり支払い能力がある限り世帯破産はしません。
2.資産形成のプロセスを整理する
と、ここまでは誰もが当たり前と思うにも関わらず、資産形成と資産運用の目的と
違いがピンときていないと思われますので、目的・課題・対応手法で整理してみます。
業務資料っぽくなって鬱な感じがしますが(笑)、これが資産形成です。いわゆる、
ファイナンシャルプランニングってやつですね。
大事な部位を青文字にしましたが、資産運用はTCFを黒字化する手法の1つでしか
なく、資産運用が必要がどうかは、世帯の目標設定(特にライフスタイル)に対する
達成手法の進捗によって異なります。
3.資産運用が必要な場合は?
大きく分けて、下記3つと考えます
①収入ー支出だけでは長期的なTCFの黒字化が困難な場合
②TCFの黒字化達成を早くする
②長期的なインフレに対する購買力を維持する
特に①に関しては、今すぐ使う必要がないお金(比較的固定な資産)から生活防衛費を
除いた金額を、資産運用に廻すことになります。
③に関してはこのまま書き出すと長くなりそうなので、次回の記事にしたいと
思います。
まぁつまり、資産運用とは誰もがやらないといけない訳ではないんですね☆
冒頭で書いた『資産運用をした方が良いよ!』『資産運用した方がいいの?』って
人たちは、どちらかというと資産運用に対する目先の利益だけに注目している感が
ありますね。
悪いことではないですが、資産形成の観点からすると木を見て森を見ずってとこで
しょうか?まぁ、私はそこまで深く考えてないですが(笑)
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