親が子に教えよう!お金と資産形成の世界☆

熊本県菊池郡某所に住む、金融業会とは無縁な職種の会社員です。 人生100年時代といわれる世の中を生きていくため、学校はおろか親からも教わったことのない『お金と資産形成』という世界を我が子に教える為、自ら学び・実践しております。 このブログは、その軌跡とアウトプットの集合体です

野村つみたて外国株投信の運用報告書が公開!実質コストは0.2509%で、信託報酬外の追加コストは0.0457%と超優秀☆

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おはようございます

 

この記事は1回アップしたのですが、計算間違いのコメントをいただいたので

1度差し戻し、大幅改訂を行いました。

 

あ~また計算間違いしてたどうしよ~・汗 ドキ☆ドキ☆

 

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さて、野村つみたて外国株投信の第1回運用報告書が公開されたので、

実施コストが判明しました。

 

運用報告書の対象期間が2017年10月2日~2018年5月14日(224日間)なので、

そこに関しては個別で年換算しています。

 

結果、野村つみたて外国株投信の実質コストは0.251%であり、信託報酬分を引いた

追加コストは、0.0457375%と爆安となります。

 

2018年の運用報告書ベースにeMAXIS Slim先進国&新興国を8.8:1.2でeMAXIS Slim

オリジナル全世界株(除く日本)を作成すると、何気に実質コストは野村つみたて

外国株投信の方が0.01%安くなります。

 

しかしこれは2018年運用報告書をベースにしている為、昨年末のeMAXIS Slim

シリーズの信託報酬値下げまで鑑みると、オリジナルSlimの方が安くなります。

 

※以下の計算から、小数点4位を四捨五入して表示します 

 

まずは野村つみたて外国株投信の運用報告書7ページ目のコストを見てみましょう。

添付画像赤枠のところに、対象期間224日での合計が0.154%と記載されております

 

f:id:kishiyan_y:20180709151731p:plain

 


ここの部位を通称「実質コスト」といいます。


しかし対象期間が224日間なので、運用結果を年換算する必要があります。

 

報告書に記載されている信託報酬が0.126%なので、野村つみたて外国株投信の

信託報酬0.2052%(税込み)にするには1.628倍するのが正しい計算方法なります。

 

しかし後で計算するeMAXIS Slimシリーズと同じ計算方法を用いたいので、

日数換算でも365日÷224日=1.629倍とほぼ変わらないので、これにて算出します。

 

そうすると運用報告書内の合計(実質コスト)に対して1.629倍すると、

野村つみたて外国株投信の年間実質コストは0.251%になりました。

 

 

次にeMAXIS slimシリーズをオリジナルで、野村つみたて外国株投信の対象指数

MSCI ACWI(除く日本)を再現させると、実質コストはどうなるか計算してみます

 

計算の大元は、eMAXIS slim先進国&新興国の運用報告書に記載されている値を

年換算にしました

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追記:信託報酬以外の追加コスト分(年換算)

  eMAXIS Slim先進国株:0.07957346% ← 野村つみたて外国株投信単独より、追加コストが高い

  eMAXIS Slim新興国株:0.185223881% ← 意外に追加コストが高いです

 

上記年換算の実質コストを先進国:新興国=8.8:1.2で加重平均すると


eMAXIS slim先進国株実質コスト0.239×0.88=0.210%

eMAXIS slim新興国株実質コスト0.425×0.12=0.051%

 ⇒eMAXIS slimオリジナル全世界株(除く日本)の実質コストは0.261%

 

これを野村つみたて外国株投信の実施コスト0.251%から引くと、コスト差は

野村つみたて外国株投信の方が0.01%安いことになります。

                           

しかしeMAXIS Slimシリーズは2017年末に信託報酬の値下げを実施したので、

最新の信託報酬に追加コストを加算して、年間実質コストを算出すると

0.221%になり、eMAXIS slimオリジナル全世界株(除く日本)の方が0.03%安く

なります。

 

恐るべし、Slimシリーズ!!・・・なんですが、元々の信託報酬から比較すると、

野村つみたて外国株投信は非常に優秀なのが分かります。

 

野村つみたて外国株投信の信託報酬(税込み):0.2052%

 

eMAXIS Slim先進国の信託報酬(税込み):0.11826%(×0.88=0.1040688)

eMAXIS Slim新興国の信託報酬(税込み):0.2052%(×0.12=0.024624)

eMAXIS Slimオリジナル全世界株(除く日本)の信託報酬(税込み):0.1287%

 

信託報酬の差では、野村とオリジナルSlimには0.0765%(Slimが安い)あるのに、

実質コストではその差が半分に縮まっております。

 

理由は信託報酬以外の追加コストの影響があるからでしょうね。

 

<追加コスト(年換算)>

 野村つみたて外国株投信:0.0457375%

 eMAXIS Slim先進国:0.07957346%

 eMAXIS Slim新興国:0.185223881%

 

ご覧の通り、野村つみたて外国株投信は先進国と新興国を含みながら、

追加コストは非常に少ないことが分かります。

 

さらにここから比較として、運用報告書には計上されない費用項目がある事から、

インデックスファンドの運用成績は騰落率(トータルリターン)で比較する必要が

あるのですが・・・

 

  

・・・めちゃくちゃ長くなりそうなので、別の記事にします・笑 

 

 

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