親が子に教えよう!お金と資産形成の世界☆

熊本県菊池郡某所に住む、金融業会とは無縁な職種の会社員です。 人生100年時代といわれる世の中を生きていくため、学校はおろか親からも教わったことのない『お金と資産形成』という世界を我が子に教える為、自ら学び・実践しております。 このブログは、その軌跡とアウトプットの集合体です

つみたてNISA&iDeCo利用者の半数が満足なのは、まだ・・・

 

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おはようございます

 

先日のNIKKEI STYLEマネー研究所で、長期投資サービスに向けた

アンケート結果が掲載されてました。

 

つみたてNISAやiDeCoは概ね満足って結果ですが、逆に不満って人の

意見を知りたい・笑

 

今回のアンケート結果に対しては、正直まだまだ課題は多いと感じますので、

所感ををつらつら書きます

 

style.nikkei.com

 

 

利用者の半数以上が「満足」と回答しているところに、つみたてNISAもiDeCoも、

サービス開始から本格的な暴落を経験していないのがあります。

 

iDeCoに関しては2000年代初頭から一部の人に限り制度開始したものの、全国民が

利用できるようになって知名度UPしたのは2017年からなので、iDeCoユーザーも

まだ暴落を経験しておりません。

 

2018年1月末にやれ「暴落だ~!」って騒がれた気もしますが、あの時は

たかだか数%の下落です。

 

デイトレードをしている短期投資家からしたら、このボラリティは久しぶりの

暴落なのかもしれませんが、つみたてNISAやiDeCoを利用する長期投資家からすると

なんてことない調整相場です・・・と言うより、ノイズレベル。

 

よって、2017年から今日までは、よほど下手な投資をしない限り、誰が何をしてても、

プラスリターンになって当然な環境でしたので・・・

 

・投資ってもっと早くやっとけば良かった

・投資って楽に儲かるやん

・俺って投資の才能あるかも

 

って、多数の人がそう思ってるのでしょうし、調子が良いときは誰もマイナスに

思うことはありません。私だってそうです。

 

そうなると、アンケート取ったって「満足」が過半数を占めるのは当然な

結果だと思うのです。

 

しかし、最近の国際金融ニュースを見てる限り、こんな能天気な思考は

今年いっぱいも続かなさそうな気配があります。

 

www.bloomberg.co.jp

www.bloomberg.co.jp

 

アメリカを除くほとんどの先進国はゼロ金利政策から脱出できておらず、

次の金融ショックに対して伝統的対応余力を残しておりません。

 

来年以降に発生すると言われている景気後退期は、深さはそんなに大きくなくても

とても長い期間続くと言われており、その例えとして「中華の大皿みたいな景気が

続く」って、どっかの偉い人が言ってました。 

 

つまり、つみたてNISAやiDeCoを始めたばかりの人は、さっそく長期投資家として

厳しい試練が待ち構えてるのが見えてます。 

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自分が出来ることは、向こう数年間積立て投資が可能なキャッシュポジション

(無リスク資産)の割合を再確認すること。

 

周りの人にしてあげれるのは、ブログやコツコツ熊本を通じて、支えあうこと。

 

長期的な景気後退を悲観視する必要はなく、景気は上下の波を繰り返すので

避けては通れません。

 

なぜなら長期景気後退時期こそ、株や投資信託を安く買い込めるドルコスト平均法

最大限生かせれるチャンスなのです。

 

マネー研究所のアンケートを数年後に実施してもらい、いまより満足の割合が

大きくなっていた時、日本に正しい投資文化という風が流れてきたと思えるので

しょうね。

 

皆でコツコツ乗り切りましょう!

 

 

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