こんばんは、きしやんです。
今回の記事では、今年読んだ本の中で自分の価値観を大きく変えてくれた1冊を紹介します。その本の名前は、ビル・バーキンスの著書『DIE WITH ZERO』
本書は冒頭で、誰もが知っているアリとキリギリスの寓話から始まります
夏のあいだ、勤勉なアリは冬の食料を蓄えるためにせっせと働いた。
一方の気楽なキリギリスは自由に遊んで過ごした。やがて冬が到来した。アリは生き残り、キリギリスには悲惨な現実が待っていた・・・
ところで、アリはいつ遊ぶことができるのだろうか?
ここだけを取り上げると、学ばず、働いてばかりいずに遊べ!と問題提起しているように感じますが、そうではありません。本書のコンセプトは首尾一貫して人生の最大の目標は、収入や資産を増やすことではない。大切なのは、経験とそれらがもたらす永続的な思い出によって、人生を充実させること。そして上記のことを真剣に考えるために、自分もいつか死ぬという事実と向き合うということ。
つまりは寿命が有限であるため、常に時間を意識し、稼ぐと使うのバランス化を考えるということです。
当たり前のことを言ってるような気はしますが、私は本書を全て読み終わって最初に感じたのは『俺はいったい、何を目指して資産運用をしているのだろうか?』と、まさに今の自分の価値観、生き方を考え直す切っ掛けとなりました。
今回の記事では本の内容の紹介は最小限にし、自分が感じた部分を中心にお話ししたいと思います。
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