親が子に教えよう!お金と資産形成の世界☆

熊本県菊池郡某所に住む、金融業会とは無縁な職種の会社員です。 人生100年時代といわれる世の中を生きていくため、学校はおろか親からも教わったことのない『お金と資産形成』という世界を我が子に教える為、自ら学び・実践しております。 このブログは、その軌跡とアウトプットの集合体です

(雑記)相変わらずテーマ型ファンドの登場が意味するのはピークの終焉か?

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こんばんは、きしやんです。

モーニングスターに、4月に於けるネット証券での積み立てランキングに、eMAXIS Slimシリーズが9か月ぶりにTOP3に返り咲いたとありました

www.morningstar.co.jp

 

eMAXIS Slimシリーズとは、三菱UFJ国際投信が運用・提供するネット証券専用の『超低コスト』なインデックスファンドのシリーズです。

eMAXIS Slimシリーズのコンセプトは、同指数に連動した他者のインデックスファンドの信託報酬がeMAXIS Slimシリーズより安い場合、信託報酬水準を同等以下に下げていくことです。

このコンセプトによって、eMAXIS Slimシリーズは常に業界最低コストを実現し、人気を集めています。

21年4月のネット証券における積み立て件数ランキングでも、eMAXIS Slimシリーズが10以内中、5ファンドもランクインしてますね。

 

 

 

さて、今回のモーニングスターの掲載記事の中で印象的だった部位を引用します

21年2月までは、「eMAXIS Neo 自動運転」がトップ10に食い込み、「eMAXIS Neo バーチャルリアリティ」や「iFreeレバレッジ NASDAQ100」もトップ10入りをうかがうような動きだった。「eMAXIS Neo」や「iFreeレバレッジ」など、いわゆる「とんがった」、特徴のあるファンドが売れ筋の上位に顔を出す時は、市場が全般に強気になっている時といえる。現在のようなオーソドックスなファンド群が上位を独占しているような時は、どちらかというと「様子見気分」が強く、市場の先行きに投資家が慎重になっている時の特徴といえるだろう。ランキングの変化とともに、その顔触れの違いにも注目していきたい。

 

気になった部位を赤文字にしたのですが、ネット証券を利用する個人投資家がオーソドックスなファンドに戻したのは、いつぐらいからなんでしょうか?

今回のモーニングスターの記事が公開されたタイミングで市場を警戒したとしても、もはや手遅れな気がしてなりません。

私の記憶がたしかなら、昨年12月~年明け1月末ぐらいにかけて、ARKKという海外ETFがとても注目されていました。

このARKKは、キャシー・ウッド氏が率いるアーク・インベストメント・マネジメントが運用している「破壊的イノベーション関連企業の株式銘柄への投資を目指す」ファンドになります。

典型的なハイテク・グロース株への集中投資を目的としたETFであり、モーニングスターの記事でいう『とんがった、特徴のあるファンド』ですね。

さてこのARKKのチャートを見てみましょう 

赤く塗った部分が、TwitterでARKKが話題になってた区間。黄色く塗った部分が、ネット証券でオーソドックスなファンドがたくさん積み立てられた区間

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何をもって高値掴みというのかは難しいですが、上記1年間のチャートをみても、Twitterなどで話題になるファンドというのは、大体がピーク付近だということです。

 

さて、今回の記事のタイトルに用いた『テーマ型』ファンドは、さきほどのARKKではありません。つい先日、モーニングスターに下記記事が掲載されてました。

 

eMAXIS Neoシリーズに「クリーンテック」と「電気自動車」の新ファンドが運用開始とのことです。 

www.morningstar.co.jp

 

実はクリーンエネルギー系も電気自動車も、Twitterで話題がピークになった21年年明に最高値を更新してから、絶賛ダウントレンドになります

 

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旬なテーマというのは廃れるのが早いですね。と同時に、先行者利益を得る難しさです。

私みたいに相場やトレンドを追いかけるのが苦手な投資かは、時価総額加重平均に分散されたファンドをコアに、サテライト的な位置づけで他のに手を出すのが『無難』なのかもしれません。

 

それでは皆様、良い投資ライフをお過ごしください

 

 

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