こんばんは、きしやんです。
株にしろ、FXにしろ、暗号資産にしろ、全ては取引相手がいるから値が付きます。価格が上昇するということは、今の値段よりも高く買ってくれる人がいるからであり、その逆もしかり。
しかし、小さな市場(マザーズ)とかの小型株になるとそもそもの出来高が小さく、売りたいときに売れないケースもあるそうです。市場が投げ売りになっている時に、そういう状況を目にします。
私はこういう状況に陥るのが恐い(嫌)という観点から、例えば欧州の中小型株に投資するにあたっても、投資信託を利用しています。なぜなら投資信託は、絶対に解約できると理解していたからです。
投資信託では、我々個人投資家が売り注文をかけると、運用会社が期日内にマーケットで株式などを売却し、解約資金を用意してくれます。
Twitterのフォロワーさんで、元ファンドマネージャーの方も『運用チームのトレーダーが必死で売却作業をしてくれる』と言っていました。
私はこの手間の少なさと、換金の安全性が投資信託の売りだと思っており、その手間代として支払うのが信託報酬なんですよね。
って、投資信託の換金性の高さに関してずっと理解してました。
しかしある程度市場の原理原則の知識を身に付けてから、ふと疑問に思ったのが、イカに投資信託と言えど、その向こう側には市場があり、その市場で買い手がいなくなると、現金化できないよな~~?的なツイートをしたら、少し反響があったんです。
そしたらフォロワーさんが、投資信託やNISAの書籍を何冊も出されている竹川美奈子さんに問い合わせてくれたんですよね。
竹川さんの見解も、少し前の俺と同じでした。
しかし、その前提が崩れたケースが発生。今回のブログタイトル通り、ロシア市場に投資する投資信託です。
ロシアの一件は買い手がいない以上にマーケットにほぼアクセスできなくなった特殊事例ではありますが、絶対に換金できると思い込んでいた投資信託にも、例外があった訳ですね。
実際に9.11の際はアメリカ市場が数日閉まった事例もありますしね。一時的な現象だったとは言え投資信託に於いても、換金性は絶対ではないということ。
そして今回の件から1番学べることは、世界時価総額比率に対して市場規模がとても小さい市場への集中投資は、危険だということですね。
あっ、ここでいう市場規模がとても小さいっていうのは、流動性に乏しい海外小型株にも該当しますからね。流動性、流動性、とても大事です。
以上です。
それでは皆様、良い投資ライフをお過ごしください☆
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