こんばんは、きしやんです。
無い無いと予想されてたロシアのウクライナ侵攻が、まさかの現実となりました。
ロシアへの経済制裁?が危惧されたのか、昨日はロシア市場がオープンと同時にロシア指数は-40%近くまで下落し、一時は前日比で半値になる恐ろしさです。
終値は前日比-39%なんですが、これは個別株ではなくロシア株の指数だということを忘れてはいけません。
日本時間の朝になると何故か米株3指数は前日比プラスで引けてましたが、2月に入ってから株価の下落はなかなか止まりませんね。
特に投資を始めたばかりの人からすると個別株にしろ、投資信託にしろ、分散投資をしているのに、なんでだ!?って思う人もいるでしょう。
実はどれだけポートフォリオを分散させても、けっして取り除けない価格変動リスクがあるんです。これを現代ポートフォリオ理論ではシステマティック・リスクと言いまして、別名βと称されています。
このβがいわゆる市場平均でして、一般的にインデックスといわれている部分になります。
※だいぶ詳細の説明を端折ってます
とどのつまり、どれだけ銘柄を分散させたとしても市場平均が下がっている時は、誰もがダメージを受けるのです。空売り(ショート)でもしてない限りね。
だから下がってても大丈夫!って訳じゃなく、言いたいのは、辛いのはあなただけではないってことです(^^)
どんなポートフォリオを構築してても大なり小なり、皆のポートフォリオが下落している状況なんですよ。
まぁ、辛いもんは辛いですけどね。
ところで指数(インデックス)で見た場合、年初からどれだけ下落してるのかご存じありますか?
eMAXIS Slimシリーズを用いた円建てYTDを見てみたいと思います
日本株:-8.5%%
先進国株(除く日本):-10.8%
S&P500:-12.1%
全世界株式:-9.8%
新興国株:-2.6%
先進国REIT:-10.5%
8資産均等:-5.8%
これだけ見ていただけると分かると思いますが、どのようなポートフォリオを組んでても、下落は避けられてないです。債券にまで分散している8資産均等ですら、-5.8%ですからね。
慰めになるかはわかりませんが、今は皆が辛い時期なんです。
しかしハワード・マークスが言うように、居心地の悪い時こそ、高いリターンが期待できるのも事実。
そのことに関しては先日、関連する内容をブログにしました。よければご覧ください
www.oyagakoniosieyou-fosterassets.com
辛い時期も頑張って積み立てよう!とは無責任な事言えませんが、もし!もし!!手持ち現金に余裕があるのなら、積立額を減らすことなく継続してみませんか?
今の時期に積み立てた投資資産は何年かのちに、花咲く可能性がとても高いので。
以上です。
それでは皆様、良い投資ライフをお過ごしください☆
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