強気相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく
こんばんは、きしやんです。
日に日に相場が荒れてる気がしますね。
冒頭のフレーズはアメリカの著名投資家ジョン・テンプルトン氏の言葉とされる「Bull markets are born on pessimism, grow on skepticism, mature on optimism and die on euphoria.」の日本語訳になります。
相場の上昇を4つのフレーズに分けて解説するのに分かりやすいく、いろんな場面で取り上げられます。
さて、そのテンプルトン氏の有名なフレーズを使って、Twitterにてアンケートをとってみました。
現在の相場は?
— きしやん@コツコツ熊本 (@oyagakoniosieyo) 2022年1月26日
アンケート結果、Twitterの人たちは現在の相場を懐疑的に見てるそうです。
果たしてこの結果は、真実なのでしょうか?
実はこのアンケートって、Twitter株クラで有名なミスターマーケットさん(通称ミスマさん)がたまにやってるんですよ。俺の記憶では、過去に3回ほど実施されてます。
なもんで今まで俺は、アンケートに投票する側でした。
アンケートに投票する際は自分の感情を素直に投票してたんですが、ふと疑問に抱いたことがありました。
俺は本心を投票したのだろうか? と。
なもんでミスマさんが実施した2回目ぐらいのアンケート投票後に、まじまじと自分の心理と向き合ったことがあるんです。
そうするとですね、俺は実際に感じている本心に対して少し強がった結果を投票してたな~?と。つまり楽観に投票した時、本心は懐疑的な状況。
懐疑に投票した時、本心は悲観的なんではないか?と。
となると、ですよ?
俺の仮説が正しいとすると、さきほどのアンケート結果を1つずつズラすと下記のようになります。
悲観よりさらに厳しい状況として、株手放したい=精神的にもう耐えれないって位置づけを妄想してみました。
アンケートに御協力いただいたみなさん、ほんとの本心と照らし合わせると、いかがでしょうか?実態と本心に近くないですか?
俺が自分で投票するなら楽観なので、ほんとの本心は市場を懐疑的にみてるんだろな~?と勘ぐると、わりとしっくりきます。
さて、いずれにせよアンケート結果からも個人投資家さん達は市場に対して悲観&懐疑=弱気な状態ですが、Fear & Greed Indexをみると、まだそこまで弱気とは言えません。
直近のF&G指数としては、昨年の12月前後で20近くまで低下したんです。
しかし重要なのは、F&G指数を構成する中身ですね。
昨年F&G指数が20付近まで低下しても、SP500のモメンタムが超弱気にまで低下しませんでした。しかし今のSP500のモメンタムは超弱気状態です。
それでもF&G指数が超弱気入りしてないのは、プットコールレシオとジャンクボンドが強気を維持してるんです。
ここが崩れると、さらなる株価下落に繋がるかもしれません。
炭鉱のカナリアといわれるジャンクボンドのETF、HYGがダラダラ垂れだしてるのが気になりますね。
そしてそもそも忘れてはならないのが、アメリカの中央銀行FRBは、まだ利上げすらしていないということです。利上げ後はQTまですると言ってますからね。
今年は良い買い場になりそうです。※現金あまり無いんやけど・・・
以上です。
それでは皆様、良い投資ライフをお過ごしください☆
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