親が子に教えよう!お金と資産形成の世界☆

熊本県菊池郡某所に住む、金融業会とは無縁な職種の会社員です。 人生100年時代といわれる世の中を生きていくため、学校はおろか親からも教わったことのない『お金と資産形成』という世界を我が子に教える為、自ら学び・実践しております。 このブログは、その軌跡とアウトプットの集合体です

グローバル2倍株ファンド(地球コンプリート)をポートフォリオに組み入れました

 

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こんばんは、きしやんです。

先日当ブログでも紹介した、日興アセットマネジメントが新設したグローバル2倍株ファンド(地球コンプリート)を、ポートフォリオに組み入れました。

www.oyagakoniosieyou-fosterassets.com

 

スポット購入ではなく、ポートフォリオに入っていたeMAXIS Slim全世界株式(除く日本)を売却してのスイッチングになります。

リスク資産に於ける比率は、2021年9月時点で2%しかありませんが。

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なぜこの銘柄を組み入れたのかを、簡単に述べようと思います

1.為替ヘッジをかけたい

グローバル2倍株ファンドの特徴として、為替ヘッジがかかっています。

為替ヘッジとは、円に対する外貨の変動を無くことを言います。通常はドル円・ドルユーロなど、世界の通貨に対して資産価値が変動するんですが、為替ヘッジコストを払うことによって、実質的に円だけで投資している環境を用意するのです。

もちろん、為替ヘッジをかけることでの弊害はあります

①為替ヘッジコストが追加で発生する

②円安にふれたとき、資産へのプラス影響を受けられない

 

この二つの要素を嫌がって、為替ヘッジをかけない人が多い印象です。しかし日本円という通貨を考えた時、『現状では』②に対して効果的なのではないか?と思ったのです

 

2.円という通貨は呼吸するように強くなる

 

細かい話は引用先を読んでほしいのですが、下記に実勢為替レートとドル円購買力平価のグラフを添付します。

平たく言いますと、濃い青線(実勢為替レート)は、企業物価と輸出物価に連動するように下落(円高)になっています。

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IIMA-GMVI・購買力平価 | 公益財団法人 国際通貨研究所

 

グラフ右端を見ると、実勢為替レート(濃い青線)は30年ぶりぐらいに消費者物価(赤線)を上回っております。よって、実勢為替レートは過去と比較しても、かなり円安に振れていることが分かります。

この状態への為替ヘッジとして、グローバル2倍株ファンドを組み入れたのです。

 

3.レバレッジかけるより、現物割合を増やしたら?って疑問

レバレッジかける考えに関しては下記記事を参照ください

www.oyagakoniosieyou-fosterassets.com

現金ポジションが残ってるなら、レバレッジファンド買うより、残りの現金使って現物(株・投資信託ETF)の割合増やした方がよくね?ってことです。

そうするとレバレッジかけるための余計な手数料は発生しませんからね。

それでもレバレッジをかけた理由として、心の安心としての現金を一定額以上確保しておきたいからです。

私は現在、うつ病によって休職している状態なので、就業していた時より収入が減っています。そのような状況でも安心して眠るために、手元現金を確保しておきたいと思ったのです。そして私は、ボラティリティへの耐性は高いので、そこは気になりません。

 

 

・・・人間の行動って、不合理ですね。

 

 

こういうところが、新古典派経済学が世界の動きを掴めない理由なんですが。

 

4.もうちょい割合増やすにはどうするか

数か月前にCXSEの保有割合を3割減らした際にスイッチングした、VIGあたりを売却しようかな。ほとんど利益ものってないし。

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ポートフォリオにSPXL(SP500の3倍レバレッジ)があるので、グローバル2倍株ファンドはポートフォリオに5~7%ぐらいまでにしたいですね。ケリー基準しかり、レバレッジは掛けすぎると超長期でも期待リターンがマイナスになってしまうので。

 

 

以上です。

それでは皆様、良い投資ライフをお過ごしください☆

 

 

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