親が子に教えよう!お金と資産形成の世界☆

熊本県菊池郡某所に住む、金融業会とは無縁な職種の会社員です。 人生100年時代といわれる世の中を生きていくため、学校はおろか親からも教わったことのない『お金と資産形成』という世界を我が子に教える為、自ら学び・実践しております。 このブログは、その軌跡とアウトプットの集合体です

(読後感想)エル式 米国株投資で1億円 ~米国株「最強の10銘柄」でFIREを狙え~

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こんばんわ、きしやんです。

米国株投資にて2019年に早期リタイヤされた、ブログ【L】米国株投資実践日記の管理人であるエルさんの書籍がでました。

強烈なこの赤い表紙は、米国株四季報のデザイナーさんにお願いしたとのことです。

 

amzn.to

 

私はエルさんとお会いしたこともなければ、Twitterで投資話をすることもほとんどありません。しかし今回、初めて投資ブロガーさんの本を身銭切って買いました。

拙い読後感想文になりますが、ご覧いただければ幸いです

 

 1.本書のポイントと、私が身銭を切った理由

私は手元に置いておきたい本以外は全て図書館にリクエストするんですが、私がエルさんの本を買った理由は以下の通り。というか、ここが本書の注目ポイントだとも思ってます。

理由その①

著者のエルさんは株式投資を30年以上実践されてきた。すなわちリンディ効果と言われる時の試練を耐え抜いて資産形成をされた人が、なぜ『米国株が1番』に至ったのか?

理由その②

学生のお子さんが2人もいる家族もち世帯で早期リタイヤするには、一人事では済まない。どのような想い、やり取りがあったのか?

 

です。

これまでいろんな投資ブロガーさんが書籍を出してきました。申し訳ないですが『手法』に関してはだいたい似通ってしまいます。なぜなら知識や情報というのは探せばある程度手に入るからです。

しかしエルさんは、実際に株式投資で資産形成を行い、家族を支えながら早期リタイヤされました。そのエルさんの目には何が映ってたのか?というのを知りたく、本書を購入するに至ったのです。

 

2.本書の特徴

ネタバレにならない範囲で、本書の特徴を紹介します

2-1:なぜ米国株式なのか?

本書のとあるフレーズに

「ちょっとコワいなあ」と感じたとしたら、その投資金額に見合うだけの知識が欠けている証拠だと思ったほうがいい

と書いてあるとこからも、エルさんは米国株式『市場』をマクロの観点と文化的な観点でまとめられています。

・企業の収益力

・企業がガバナンスを順守する姿勢

・法律

・市場の新陳代謝

これらを我々がよく知る日本市場や現在勢いのある中国市場と比較されており、米国株式の優位性。むしろ初心者の人こそ米国株式の方がいいと提案されています。書籍全体の構成として、なぜ米国株式なのか?にとても力とページ数を割かれている印象です。

 

2-2:6つのポイント

この章に、本書の価値が入ってると思います。

株式投資の本はファイナンス観点で説明されるので、どの本もだいたい内容が似通ってきます。しかし本書は、エルさんの株式投資30年のキャリから、なぜこのバリュエーションは無視するのか?など、理論と実践から得られた著者のノウハウが入っています。

知識に関しては調べればいくらでも得られますが、時の試練を耐え抜いた『経験による考え』は、体験者の書籍からしか得られないと思っています。

 

2-3:これがほんとのFIRE本

冒頭でも述べましたが、エルさんは奥様とお子さんが二人もいる家族持ちです。

エルさんが早期リタイヤされた時、お子さんはまだ学生さんなんですよね。子供の視点からしたら自分の親がある日急に『無職』になった訳です。Twitterでよくいる高収入の独身みたいに、勝手気ままに決めるなんてことはできません。リタイヤしたから身一つでプラプラ旅行に行くのも難しいでしょう。

そして子供も大きくなれば自立していくものの、親の早期リタイヤという生き方を理解してくれるかは別だと思います。つきつめれば自分の子供であっても他人です。

 

 

本書からは、時の試練を耐え抜いた資産形成の手法とそこに至った考え。早期リタイヤするにあたっての現実的な人生観と目標。そして、そもそも何のために投資をするのか?を考えさせられる素敵な1冊です。

 

3.本書を読むにあたってのお願い

人によっては、いきなり「あとがき」から読むやないですか?

それ、本書に限っては止めてください。

本書を読むにあたって 自称 読書投資家のきしやんからのお願いとしては、最終ページの「おわりに」は、いきなり読まずに、最初から最後までページ通りに読んでください。

 

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