おはようございます、きしやんです。
先週の土曜に13回目となるコツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ in 熊本を開催しましたので、開催記録を残したいと思います。
参加者は幹事込みの14名(男性12名、女性2名)で、そのうち御新規が5名。
さすがに今回は、事前キャンセル者が続出しました。
定員14名に到達してから6名キャンセルでたものの、4名が追加申し込み。
しかも今回は、投資キャリア30年以上のコツコツ福岡への常連さんが応援参加に来てくださいました。
ありがたいです。
さすがにコロナで世間が騒いでいるので、参加者には手洗いの徹底と席移動の禁止、他者が手をつけた料理を食べない等、主催者としてお願いできる予防策は実施しました。
今回は『会場までの移動』で、トラブル続出なコツコツ熊本。
記憶に残ってる範囲で【正確に】開催記録を作成します
※エイプリルフールネタも兼ねて
1.富裕層のスピード感
熊本市内までは、後輩君が車で向かいに来てくれる予定だったので、約束の16時半までに身支度と家事を完了。
待てども待てども後輩君から連絡が来ず、約束の時間を10分ほど過ぎてから『今から出ます!』とLINEがきました。
渋滞を避けるために16時半に出発する計画が、渋滞にド嵌りする時間帯に出発することに頭を抱えていた幹事の俺。
しかし杞憂でした。『渋滞に嵌る』なんてのは、俺みたいな貧乏人の庶民的な発想でしたわ。
俺の家から熊本市内まで陸路なら40分近くかかるのですが、ヘリだと文字通り秒で熊本市内入りして、そのまま県庁の屋上に着陸。
俺が県庁から会場までどうすんねん!って言ったら、それも杞憂でした。
想像がつかない?ですよね。我々庶民にはできない発想です。そんな庶民思考の読者様の為に、図解するとこんな感じになります
前回登場したマイバッハのリムジンと、運転手2号が県庁前に待機してました。
富裕層のスピード感、はんぱないっす!
ちなみに会場までの移動でトラブったのは俺だけじゃなく、参加者にも1人いました。
スマホを持ってくるの忘れて、熊本駅に着いた時に店の名前が分からず完全迷子。
そこでとった行動が、駅員?にPCを操作してもらって、俺のブログを検索してから会場名を確認したとかw
2.暴落相場らしい挨拶の傾向
コツコツ熊本では、私が会の開始前に 挨拶を兼ねてコツコツの趣旨をお話します。
今回はコツコツ熊本開始してから『実体経済に影響しそうな暴落』なので、大切なお話をしました。
観点としては大きく4つ
①人類は2度の世界大戦とキューバ危機、リーマンショックを乗り越えてきた
②株式市場は①の危機に面しても、大きく成長してきた
③②の辛い時期でもコツコツ投資していた人は、その後の回復期に大きな利益を得た
④同じ歴史が繰り返すわけではないが、歴史は往々にして韻を踏む
ハワード・マークスとナシーム・ニコラス・タレブの思想と教えを断片的にお伝えしました。所要時間1分です。
コツコツ熊本では乾杯してから10分ほどしたら、全員簡単な自己紹介をする時間を設けてます。
いつも自己紹介は名前・投資スタイル・投資歴・+αの簡単な感じなのですが、キャリアが長い人の挨拶には特徴がありました。
要約すると2点
①リーマンショック直前から積み立てしてるけど、まだ含み益あり
②30年前から株式をコツコツ買ってると、今からさらに4割下げないと含み損にならない
今回のコツコツ熊本は、私を含め投資歴が短い人たちが多かったので、先輩たちのこういう言葉は心強いですね。
さて、いつも通り私が会話に参加した内容を、記憶の範囲で列挙します。今回は座席移動を禁止にしたので、全体的に内容が偏った気がしますね。
①マイナス金利が導入されてて、米国も金利ゼロ。これ以上下げると金融機関が潰れるから、金利は上昇する余地しか残っていない。つまり新規で債券を保有するのは危険
②ジャブジャブに金融緩和してるから、経済が回復した際の異常バブルに注意。資金はいつも利回りが高いとこに集まるから
③世界市場全体に対するREIT市場の小ささと、それ故にREITの値動きの大きさ
④産業構造の変化がでてる SP500よりナスダックが下げてない
⑤eMAXIS Slim全世界株(オールカントリー)を100円から買ってみては。身銭を切らないと投資の世界は分からない。1年やってみて不向きなら止めればいい
⑥暴落するとコツコツの参加者減る傾向にあるみたいだけど、最近は減らないね。SNSやブログの普及で個人投資家の繋がりが強くなったかな?
⑦優待株欲しいなら、優待クロスやるのもあり。コロナショックで赤字企業増えるやろうから、優待廃止に注意
⑧コツコツ熊本に来る、とある人の優待コーデ率。熊本版の桐谷さん
⑨個別株するなら、決算短信を全て確認するぐらいの気持ちがないと、ホールドしきれない。それと投資する行為が好きじゃないと続かない
⑩流動性の大切さ。売りと買いが入るから、株価が成立する。売りたい時に売れない。だから売値を下げる⇒株価がさらに下がるのスパイラル
⑪投資信託はいつでも現金化できる。ファンマネが死ぬ気で現金用意してくれる。その為に適切な信託報酬はしっかり払いたい
⑫ドル転したのに、けっきょく海外ETF買わずに(正確には買えなくなってて)円転した
オイルショックから40年経っても、相変わらずトイレットペーパー無くなる。人間はまったく進歩してない
⑬海外ETFってどうやって買うのかポチポチ入力してたら、知らない間に売買が成立してた
⑭今みたいに「ここで投資すんの?まじ?」っていう居心地の悪さを感じること、利益率の高い投資が実現する
⑮配当が欲しいと感じるのは、時間割引率の考え方で説明がつく。それでも配当欲しいなら重視すればいいし、配当再投資が手間だと感じるなら投信にするのも有り
⑯アセマネ各社の利益率を横並びで比較すると、Slimシリーズは持続不可能に見える
⑰国内ETFでゴールド買おうかと思ったけど、経費率より流動性を重視したい
⑱投信ってほんと便利。積立設定すれべ自動で買ってくれるし、実質的に流動性を無視できる
⑲REITは国によって法律が違うから詳細も微妙に違う。中には現物資産へ投資してないREITもある
⑳財閥系REITが潰れる時は日本沈んでる。バンガードが倒産する時は、人類死滅してる。Microsoftが潰れる可能性はゼロじゃないけど、株式市場全てが無くなる可能性はゼロでしょ
㉑企業DCは転職した際に1度現金化されるので、相場が悪い時に転勤するとそのまま損失確定になるケースがある
㉒図書館で買ってくれない本の傾向が分かった。「バカでも」とか「儲ける」って単語がNG。よって、バフェ太郎本は本屋で立ち読みした
こんなもんですかね。いつもなら30項目超はあるんですが、座席移動しないと会話の内容が偏るのでこんなもんです。
今回のコロナショックで改めて実感したことは、投資信託の便利さですね
3.俺が思う投資信託の素晴らしい点
この時点で3000文字なので(笑)、詳細説明は省いて箇条書きにします
・小額でポートフォリオの調整が可能
・売買手数料無視して、毎日買い付けが可能
・現金化する際はファンドマネージャーが死ぬ気で対応するので、流動性をあまり気にしなくていい
・ドル転、円転の手間がない
・インデックスファンドの場合、個別企業が倒産してもインデックスファンドはなくならない
・毎日自動積み立てにすると、買いの意思判断が不要
・グローバルのREIT市場にも、毎日小額から投資可能
・特定セクター、地域への投資も信託報酬0.5%ぐらいになった
こんなもんです。
今箇条書きにした項目を全て実施するには、手動で買い付ける個別株ではほぼ不可能になります。
投資信託がサラリーマンの資産形成と親和性が高い理由が分かりますね。
少なくとも俺みたいな面倒くさがりやのビビリには、投資信託は最高のツールです。
さて、次回は5月30(土)の19時から開催します。募集開始は、今週の金曜21時頃を予定しております。
この辛い相場を頑張って乗り越えましょう!
それでは皆様、良い投資ライフをお過ごしください。
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