親が子に教えよう!お金と資産形成の世界☆

熊本県菊池郡某所に住む、金融業会とは無縁な職種の会社員です。 人生100年時代といわれる世の中を生きていくため、学校はおろか親からも教わったことのない『お金と資産形成』という世界を我が子に教える為、自ら学び・実践しております。 このブログは、その軌跡とアウトプットの集合体です

(雑記)バブルには『2種類ある』という話 ~そして今はバブルなのか?という話~

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こんばんは、きしやんです☆

 

The Motley Fool JPに納品する記事の締め切りに追われてるから来週にしようかと

思ったんですが、FOMCの発言やTwitterのTLに流れてた画像から、前倒しに

しました。殴り書きしたほぼ雑記みたいな記事なので、気軽に読んでください☆

 

安く買って、高く売る

 

これは投資に限らず商売の鉄則ですが、こと投資においては誰がもが『今は

高いのか!?安いのか!?』を知りたがります。しかしその答えが不明でも

市場リターン(インデックス)はとりにいきたいので、現状が割高なのかに

関わず誰もがポジションをとりにいきますね。ことファンドマネージャー達は

運用成績が他社に負けるわけにはいきません。今がバブルかも?と思ってても

退くわけにはいかないのです。

 

さてタイトルの件ですが、アイキャッチ画像に添付したキンドルバーガー

(MCDとAMZNの回し者みたいな名前w)の書籍によると、バブルは崩壊すると

①投資家や一部業種(セクター)が主に大ダメージ受ける

実体経済(=投資してない人たちまで)まで大ダメージ受ける

この2種類があるとのことです。

 

で今の相場はどうなのか?ってのが、今回の話

 1.そもそもバブルとは何なのか?という話

キンドルバーガーの書籍には、以下のように書かれてました

実体経済より資産価格が高騰している状態

ここでいう実体経済ってのは、私は本質的な価値のことと理解してます。そしてこれを

見極めるのが難しい。なぜなら本質的価値というのは絶対値として表現できる物と、

相対値でしか表現できないものがあるからです。

 

ただ、理解を近づけることはできます。

 

絶対値として計算しやすい資産

・株価:DCF法などで理論価格の算出が可能

・債券価格:よく知らんけど、計算できるらしいw

・不動産:素材、人件費の変動から、過去と比較してだいたいできそう?

 

相対値になりやすい資産

・為替(FX):長期的にはゼロサム

・貴金属:需給で決まるから、いくらが正しいか不明

・暗号資産:需給で決まるから、いくらが正しいか不明

 

上記分類が結論ではありません。あくまでも私の考えです。これが心の師匠

ハワード・マークスが言う

二次的思考

ってやつの1つになります。

 

2.実体経済に影響受けるバブルとは?

さきほどの資産一覧でいうと、不動産がバブル化して崩壊すると、実体経済に影響

受けます。不動産は株式などに投資していない一般人も深く関わる資産であり、

勤務先の建屋も全て不動産ですからね。影響する範囲がとてつもなく広いのです。

 

それとは対照的に株式や暗号資産はバブル化して投資家が光の速度で吹っ飛んでも、

投資家は市場の養分になるだけです。

 

無言のまま退場するので、ウォール街のランダムウォーカーでも読んどけって話。

 

冒頭でも書きましたが、この記事はただの雑記なのでꉂꉂ(ˊᗜˋ)

 

ちなみにこのバブルの違いを知らない人が多い印象。だから歴史を知ることが大切。 

 

3.今はバブルじゃないんやって。ほんまかよ

この記事を書こうと思った発端が、久しぶりにとある動画を見たんですわ。

 

 

この人はMarketHack流 世界一わかりやすい米国式投資の技法の著者である

通称「じっちゃま」こと、広瀬 隆雄さん。私が注目したのは動画後半部分で、

じっちゃまがFOMCのパウエル議長が発言した内容を説明していたところ。

ざっくり要約すると

・不動産価格も企業の借金も大き過ぎるわけではない

・株価は少し高い感じ

・しかしこの株価も企業の利益成長が追い付くでしょう

 こんな感じかな? 運転しながら音声だけ流してたので忘れたw

 

 4.米国の株価はバブル 観点はそれが持続可能か?ということ

株価の算出方法はいろいろあるんですが、ニッセイ基礎研究所の記事でとても参考に

なる部分があるので引用します

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将来の収益も自己資本に反映されていくので、株式の本質価値を考えるにあたっては

企業の収益は超重要になります。で、ZeroHedgeが作成したグラフがこれ。

米国のS&P500と、季節調整後の米国企業の利益を集計しています

 

画像

 

市場が効率的なら、株価というのは長期的に本質的な価値(=企業の利益成長率)に

収斂していきます。そして現在、その乖離がとてつもなく大きい。

※四角で囲ってる部分

 

記事の冒頭に戻りますが、バブルというのは実体経済より資産価格が高騰している

状態と定義するなら、今の米国株価はバブル状態だということです。

 

株価の乖離はITバブル時代にそっくりですね。しかしリーマンショック時は株価に

そこまで乖離がなかった。これがバブルの種類が異なるということ。その後の影響も。

とは言っても今の米国株バブルが破裂するかは別問題なんですけどね。だからFRB

予防的な利下げともいっています。

 

有名な投資ブロガーさんの中には今の株高を以下のように発言されてます

FRBが金融緩和しまくって低金利&資金の流通量が大きいから、今の

株価(PERとか)は過去と比較してはいけない

この見解は正しいと思う。しかしTwitterみたいな文字制限がある媒体だと、

この発言だけで全てを信じるのは危険。なぜなら本人達は

しかし今の株価に実体経済が追い付かないとヤバイ

ってのを理解されてるから。けど文字化していないと、受け手がどう解釈するかは

完全な自己責任。やから、有名ブロガーが言ってることを全て真に受けてはいけない。

 

自分で考えるクセをつけよう。知識が足りないなら本を読もう。動画とかの安直な

手段に走ると、考えるクセがつかない。二次的思考を鍛えましょうって話。

www.oyagakoniosieyou-fosterassets.com

 

 

いろいろ書いたんですが、今回の記事は普段思考している内容を吐き出しただけです。

ただの雑記ですから、真に受けんでやꉂꉂ(ˊᗜˋ)

 

 

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