親が子に教えよう!お金と資産形成の世界☆

熊本県菊池郡某所に住む、金融業会とは無縁な職種の会社員です。 人生100年時代といわれる世の中を生きていくため、学校はおろか親からも教わったことのない『お金と資産形成』という世界を我が子に教える為、自ら学び・実践しております。 このブログは、その軌跡とアウトプットの集合体です

屋根を修理するなら、よく晴れた日に限る ~あらゆる資産へのリスクヘッジ~

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The time to repair the roof is when the sun is shining 

ジョン・F・ケネディ

 

こんばんわ、きしやんです☆

 

景気減速の憶測が飛び交うなか株価はいぜんとして堅調であり、S&P500にいたっては

史上最高値をチャレンジする勢いです。しかし、上がり続ける相場はありません。

市場が強気になっている時こそ、備えることが大切です。

 

今回は資産形成をする上で、あらゆる資産に対するリスクヘッジに関して書きたいと

思います。

 

 1.自然災害から資産を守る

予想外な方向話が変わったかと思われますが、今回は『あらゆる資産』に対しての

リスクヘッジです。昨年は地震・洪水と激しい災害が目立つ1年だったと記憶して

おります。最近は落ち着いている気がしますが、日本に住んでる限り地震を筆頭に自然

災害はいつ発生するか分からない上に、いざ被災すると被害は甚大です。

 

日本でも投資による資産形成が少しずつ普及してきましたが、どれだけ資産形成を

頑張っても、あの世にお金はもっていけないことを忘れてはいけません。命あって

こその資産形成です

 

命の源泉、飲料水の確保

これは私の経験談になるのですが、熊本地震の時は私が住んでいる周辺は断水しな

かったものの、水道水が濁ってしまって飲料水の確保に苦労しました。

私はキャンプが大好きなので水が少しくらい濁ってても煮沸&コーヒーフィルターで

2回程ろ過すれば平気なんですが、当時我が家には1歳児がいたので、子供用の飲料水の

確保が大変でした。

 

どんな地域も周囲に川や田んぼから水の確保は可能でしょうから、それを飲める用に

するだけで生命を維持することが可能です。よって我が家は防災グッズで以下の物を

用意しています。

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食事は2~3日抜きでも死にませんが、水分補給はそうはいきません。被災したら

資産形成なんかよりも、飲料水の確保が最優先となります。

 

電気がないと何も出来ない 

北海道の震災では、停電が長引いたのが記憶に新しいです。

災害のときは誰もがパニックになっているものの、生きていく為に買い物するにも

お金がないと何も買えません。

 

支払手法のリスクヘッジ

最近は電子マネー化の話で賑わっていますが、停電したらクレジットカードを含め

何の役にもたちません。そもそもATMが使えなくなると、ネットバンクユーザーは

お金をおろす手段を失うのです。

 

災害時は自分の身分証明で預金引き出しが可能になったりするので、最寄の大手銀行に

1か月分の生活費は入れておきましょう。日本は何だかんだ言っても現金が最強です。

 

情報収集端末のリスクヘッジ

停電時に困るのが、連絡&情報収集元となるスマホの充電対応です。

最近はスマホの駆動時間が長くなったといっても、ガラケーには遠く及びません。

 

災害に備えてガラケーとの2台持ちもありだが、究極はソーラーパネル搭載の大容量

モバイルバッテリーを保有しておく事です。

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実際に実験しましたが、ちょっとぐらい曇ってても発電するので長期間の停電に

遭遇してもスマホの電池切れに不安を抱く事はなくなりますね。

 

防災グッズは他県で発生してもあっと言う間に品切れになるので、世間が災害で騒いで

いない今こそ、必要なグッズを備蓄するタイミングですよ。

 

2.経済危機から資産を守る

株価は企業の利益成長+投機的期待リターン(PER)で値段が決まりますが、IMF

世界的な成長率の予想を引き下げたりしてるのに、なぜか株価は上昇しています。

 

それにも関わらず特にアメリカの株価は昨年到達した史上最高値を更新する勢いで

あるところから、現在の株価は『投機的期待リターン(PER)』が先行している気が

してなりません。もちろん、違う可能性もあります。

 

しかし弱気予想の話はあちらこちらから聞こえてくるので、今一度リスク資産の保有

割合は自分のリスク許容度以下かを確認してください。

 

www.financialpointer.com

 

 

保有資産とリスク許容度の検証する際に重要なのは、無リスク資産とリスク資産の

絶対額で可視化して検討することです。保有割合で検証していては危険です。

 

仮に資産全体で1000万円有り、無リスク資産とリスク資産の割合を30:70だったと

しましょう。ここで株価が暴落したとしてリスク資産が60%減ったとすると、

資産保有割合は以下の様に変化します

 

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保有割合だけで比較すると、暴落したとしても無リスク資産の保有割合が増えるだけで

資産全体の危機感がいまいち分かりません。しかし絶対額で積上げ式棒グラフで比較

すると、資産全体がどれだけ目減りしたかが肌身で感じれます

 

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無リスク資産は減ってなくても、資産全体としては40%減です。こういう状況に

なったとして、向こう5~10年後で発生するライフイベントに対して、無リスク資産の

絶対額は適正でしょうか?子供の進学などは次期が予想できても、株価の回復次期は

予想できません。

 

そして人間はお金に困ると知能指数が低下して冷静な判断ができないことを忘れては

いけないのです。

www.oyagakoniosieyou-fosterassets.com

 

 

Twitterでは投資による資産形成を始めているひとは「なぜみんな将来に備えて準備しな

いのか?」と発言をしている人をよく見かけますが、命あっての資産形成です。

 天災も経済危機も、ある時急にやってきます。屋根を修理するのは、晴れている今の

うちしかないのです。

 

もうすぐGWですが、良い投資ライフをお過ごしください

  

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