親が子に教えよう!お金と資産形成の世界☆

熊本県菊池郡某所に住む、金融業会とは無縁な職種の会社員です。 人生100年時代といわれる世の中を生きていくため、学校はおろか親からも教わったことのない『お金と資産形成』という世界を我が子に教える為、自ら学び・実践しております。 このブログは、その軌跡とアウトプットの集合体です

インデックスとインデックスファンドと、インデックス投資

         

 

こんばんわ。

 

2018年のつみたてNISA制度が始まったのを皮切りに、投資の世界に興味・必要性を

もった人は多いかと思われます。

 

私はこのブログの運営以外に、個人投資家達の交流会である「コツコツ熊本」や、

つみたてNISAの制度説明セミナーである「つみたてNISA Meetup」の誘致を行ったり

しているので、実際につみたてNISAを切っ掛けに投資を始めた人が多いのを実感して

おります。

 

そこでこの記事から何回かに分けて、つみたてNISAで投資デビューした人達向けに

改めてインデックス投資とは何か?を、お浚いしたいと思います。

 

 

1.投資スタイルの基本を知る

個人投資家にしろプロのファンドマネージャーにしろ、自分の運用成績を何かしらの

物差しと比較します。この物差しのことをインデックスと言います。

 

このインデックスに対して上回る運用成績を目指すスタイルをアクティブ運用。

インデックスに対して同等の利益を狙うスタイルをパッシブ運用と呼びます。

 

一般的にこのパッシブ運用のことをインデックス投資と呼ばれています。

 

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2.インデックスの種類と投資先

インデックス投資とは、インデックス(物差し≒指数)に対して同等のリターンを

得るのが目的ですので、どの投資信託を選ぶかよりも、どのインデックスを投資

対象として選択するかが重要になります。

 

下記に、各資産クラス(株式・債券)の代表的なインデックスを一覧にしました

 

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先進国株式のインデックスとなるMSCI KOKUSAIは、日本を除いた先進国22カ国の

株式市場の動きを概ね再現しています。

 

全世界株式のインデックスとなるMSCI ACWIやFTSE Global All Capなら、世界中の

株式市場の動きを概ね再現しています。

 

つまり、これらのインデックスを運用対象としている投資信託を買い付けるだけで、

インデックスが対象としている地域へ分散投資が可能となるのです。

 

 

3.投資信託の名前から、中身がある程度分かる 

投資信託初心者の人からしたら、投資信託ってカタカナと漢字が入り混じってるので

アレルギー反応が出やすくなるかと思われます。

 

実は投資信託の商品名にはある程度ルールというか法則というか、特にインデックス

ファンドの場合は、名前からどの様な商品かが分かるのです。

 

投資信託の名前は、大きく3つぐらいに分類できます

①運用会社の名前 or ファンドのブランド名

②どこの地域を対象としてるのか

③資産クラスは株、債券、不動産のどれなのか

 

では具体的に、実在する3つの投資信託の名前を分類してみましょう。

 

eMAXIS Slim先進国株インデックス

・SMTグローバル株式インデックス

・フィデリティ・USリートB(H無)

 

 

eMAXIS Slim先進国インデックス>

eMAXIS Slimは三菱UFJ国際投信が運用する、信託報酬(年間コスト)最安値を目指す

ブランドシリーズです。

 

投資対象地域は先進国で、資産クラスは株式なので、インデックスはMSCI KOKUSAIと

なります。そして語尾の「インデックス」から、この投資信託がインデックスファンド

だということが分かります。

 

SMTグローバル株式インデックス>

SMTは三井住友AMが運用する、低コストのインデックスファンドシリーズの名称。

「グローバル」と呼称されるのは、主に先進国地域を対象としており、資産クラスは

株式のインデックスファンドです。

 

フィデリティUSリートB(H無)>

アメリカの資産運用会社フィデリティが運用する、US=アメリカの、

リート=不動産を投資対象としています。

(H無)とは為替ヘッジ無しを意味しており、海外資産へ投資しているが、為替影響を

受けない構造となっています。

 

 

4.まとめ

インデックス投資とは、投資対象となる地域・資産クラスとなるインデックスを

決めて、そのインデックスに対応している投資信託を選ぶことになります。

 

 

こんな記事も書いてます。投資を始めたばかりの人に多い勘違いです

www.oyagakoniosieyou-fosterassets.com

 

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