おはようございます。
タイトルはなんとなく5・7・5な感じにしてみました。
さっそくですが投資に対する世の中の認識って、
・危険(怪し)なことして
・ドーン!って儲ける
そんなイメージが大半かと思われますが、残念ながら「ドーン!って儲ける」なんて
誰もが成し得る技・結果ではございません。
私がやっているインデックス投資は、世界中の年金運用をしている金融機関や
欧米諸国の一般家庭が実施している投資手法でして、良くて期待リターンは
年間6%ぐらいですので、「ドーン!」ではなくコツコツ儲かればOKなスタイルです。
しかしなぜか投資を始めると、不思議とお金が貯まります。
それは投資による成果ではなく、インデックス投資で金額比に対してそれだけの
リターンを上げる大変さを知ってるからこそ、日々たった数百円のお金ですら、
大切に使う意識をするからです。
今回は、「投資なんて分からない!」「投資でドーンと儲けよう!」「投資は損する
イメージかしない・・・」って言う前に、資産形成の基本の「き」である
ラテ・マネーに関して考えたいと思います。
ラテ・マネーとはアメリカの資産アドバイザーであるデヴィット・バック氏が、
著書「The Automatic Millionaire(自動的に大金持ちになる方法)」の中で使っている
単語で、いわゆる「毎日何気なく使ってしまう少額のお金」のことを言います。
通勤の際やランチの後ふら~っとカフェやコンビニで、平日に1杯400円相当の
カフェラテを買ってると、たった1杯だけでも毎月8800円・年間105,600円・40年間で
4,224,000円にもなります。
仮にカフェラテを止めて、そのお金を私と同様の国際分散インデックスを実施し、
年間6%のリターンを40年間続けると、元本4,224,000円に対してリターンだけで
12,651,545円にもなります。
つまり、1回に支払う金額は少なくても、40年間トータルで見てみると決して
無視できない額になると思いませんか?
ここで改めて、資産形成の基本公式を見てみましましょう。
{ 収入-支出+リスク資産運用利回り }×年数
資産形成というとついつい「投資手法」に目がいきがちですが、投資による
リターンは確約されておらず、上記計算式の中で、唯一コントロール出来るのは
「支出」の部分のみです。
他にもラテ・マネーに該当する項目を上げてみますので、御自身の支出を
見直す切欠にしてみて下さい。
1.ついついコンビにで、食料・飲料を買う
コンビにはとても便利な対価として、あきらかにスーパーで売ってる物より
1~2割ほど高いので、コンビニで買い物をするだけで損が確定します。
しかも何か1個手に取ったら、ついつい他の物も買い物カゴに入れてしまう魔力を
コンビは秘めています。
陳列の仕方含め、完全にマーケティング戦術に乗せられてるんでしょうね~
私のコンビニ利用頻度は、SBIネットバンクのお金をおろす時と、宅急便の
荷物受け取りサービスを利用する、この2点だけです。
資産形成の基本は、コンビニから距離をとることが第一歩です。
2.雑誌や本の、とりあえず買い
これも多いです。
しかも雑誌に限っては中身を隅々まで読まないのに、ついつい買ってしまいませんか?
必要な情報が限定的なら、そもそも買う必要もありません。
そんな時こそ普段払っている税金で運用されている、街の図書館を利用しては
いかがでしょうか?
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私はこの1年弱の書籍代を、図書館で22,000円ほど節約しました。
そしてだいたい雑誌を買う場所は、コンビニが多いかと思います。
3.未だに携帯プランが、意味もなく携帯キャリアのまま
携帯料金の支払は月額ですが物としては毎日・秒単位で使用していますので、
携帯代もラテ・マネーに分類されます。
最近友人から電話が掛かってくる際、だいたいがSNS系の無料通話サービスなのに
気付きました。
MVNO(通称:格安sim)サービスが来るとこまで来た感じがするので、対面型
サービスが不要なら、はっきり言って携帯キャリアと契約する理由が見つかりません。
私は仕事柄、日中は自分の携帯電話に触ることができず、通勤は車なので
移動しながらネットすることもありません。
そして自宅ではWifiでアクセスするので、ローカル通信も使いません。
私の様なライフスタイルの人なら、現時点での最適解の1つとして、LINE SIMは
魅力的ですね。
<コミュニケーションフリー>
・月額基本使用料金: ¥1680
・月額データ要領:3GB
・音声通話+ショートメール付き
・LINEサービスは全て通信料ゼロ且つ、主要なSNSサービスへのアクセスも通信容量に
加算されない
既にガラケーの2台持ちですが、2年縛りが終わる更新タイミングでさらなる
支出&台数削減します。
4.自動販売機を1日に2回以上利用する
事務机の上に、ペットボトル大量に並んでる人っていませんか?
私の職場でも午前中に3本、午後に3本とか買ってる人いますが、それだけで
1日あたり720円で、1週間にすると3600円にもなります。
よくウィルキンソン買ってる人がいるのですが、炭酸は利尿作用を強めるから結果的に
トイレばっか行くことになり、また水分補給でウィルキンソンを買うことになるので、
悪循環な気がしてなりません・・・
毎朝5分ほど時間を作って、マイボトルで飲み物の用意してみませんか?
私からすると、代替が利くのに自販機で何回も飲み物買ってる人より、
マイボトル持ってる人の方がお金に対してスマートに見えてしまいます。
5.ATMの手数料物
店舗型銀行の口座なら、コンビニATMで出金するだけで手数料が108円、
夜間・休日なら216円とられます。
この手数料を銀行預金の金利0.001%で補うには、口座に2160万円入れておく必要が
ありますが、たった1回の出金手数料で、1年間の利息が吹き飛びます。
自分のお金を出すのにお金払うとか勿体無いので、ネットバンクに替えるとか、
郵貯にするとかで、意味不明な出金手数料を回避しましょう。
6.そもそも物を買う判断が、「必要」ではなく「欲しい」
1番多いのが、アマゾンでのポチッっと買いとかです。
買わなきゃよかった!って後悔は多いですが、「買っておけばよかった!」って後悔は
意外に少ないはずです。
何か買うために他の何かを我慢できないと、支出だけが増える一方です。
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7.保険に入ることが目的になっている
保険とは、「万が一起こったら対処しきれない」ことに対して、リスクヘッジとして
加入しておくものであって、保険に入るのが目的ではありません。
NG例
・医療保険に入ってる→国民 or 社会健康保険でほぼカバーできる
・結婚してない、子供いないのに多額な生命保険に入る
→自分が他界しても配偶者が働いてるのなら結婚前の生活に戻るだけで、
お金には困らない
→遺族者年金等を少し勉強するだけで、生命保険はほとんど不要
・掛け捨てではなく、貯蓄タイプや返戻金有りにしている
→必要な部分に保険を掛けるのであって、貯蓄タイプや返戻金有りの商品でも
中身の一部に掛け捨て商品と同じコストが計上されている
8.車の税金
友人含めよく見かけるのが「子供が生まれたから、ステップワゴンや
セレナを買った」って人です。
三つ子が生まれて合計5人家族なら、チャイルドシートを設置するためには
大人5人以上が楽に乗れる車が必要ですが、そもそも3人家族なら、7人乗りミニバンは
必要ありません。
その下りで、そんなに大きな車が必要なのか?って発言をすると、大体下記の様な
回答があります
「たまに親戚や友人と多人数で出かけるとき、便利じゃん」
・・・「たまに」なら、その時だけレンタカーにすればいいのではないでしょうか?
毎年発生する自動車税は
軽:¥10,800
1500cc未満:¥34,500
2000cc未満:¥39,500
2500cc未満:¥45,000
ここから、2年に1回の車検の時に、重量税がとられます。
普通自動車でだいたい¥12,000~¥16,000ぐらいかかりますが、軽自動車なら
¥3,000ぐらいです。
つまり、軽自動車と普通自動車(例:ステップワゴン)なら、2年間でのコストは
下記の様になります
軽自動車:¥24,600
普通自動車:¥95,000
差額:¥70,400
10年間乗り続けると、合計コスト差は¥352,000にもなりますね。
家族みんなで行動する時期なんて限定的なのですから、必要なタイミングに必要な
サイズの車を中古で買い替えれば、維持コスト含め有効的なお金の使い方ができます。
とは言ったものの、車の場合は移動距離・用途で必要排気量が変わってくるで
しょうから、節約だけで車を選ぶのはちょっと限界がありますね(^^;
いかがでしたでしょうか?
これら全て実施するだけで、年間万単位の支出が削減できてしまいますし、
「8.車の税金」以外は、誰でも容易に実施可能です。
そこで生まれた余剰資金を使って、投資を始めてみてはいかがでしょうか?
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