親が子に教えよう!お金と資産形成の世界☆

熊本県菊池郡某所に住む、金融業会とは無縁な職種の会社員です。 人生100年時代といわれる世の中を生きていくため、学校はおろか親からも教わったことのない『お金と資産形成』という世界を我が子に教える為、自ら学び・実践しております。 このブログは、その軌跡とアウトプットの集合体です

我が家の無リスク資産との付き合い方

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おはようございます。

 

6月は一部のサラリーマンにとって夏季賞与の時期であり、大企業にお勤めの

人からすると、毎月給与の数倍近い金額を手にするタイミングです。

 

まとまったお金を手にするとついつい投資に手を出したくなりますが、

ますは無リスク資産をしっかりコントロールすることが大切ですので、

今回は無リスク資産における、我が家の運用方法を記事にしたいとおもいます。

 

結論から言うと

①無リスク資産の流動性を理解する

②無リスク資産流動良は、最低200万円必要

③我が家の無リスク資産の運用方法:流動性良は きしやん名義に50~100万、

 残りは全て妻の楽天銀行(マネーブリッジ適用済み)

 

 

1.そもそも無リスク資産とは

リスク資産とは、株や投資信託のように評価額が日々変動したり、はたまた

不動産等の支払った金額に対して確定した家賃(配当)利益が変動する

ものを言います。

 

無リスク資産とはリスク資産と全く逆で、相場環境に対して数字の「絶対値」に

変動がないものを言います。

  

要は、現金ですよね。

 

1万円札を机の上に置いて10年眺めていても、そのお札が1万円の価値であるのは

不変ですが、世の中の物価が上昇していれば、相対的な価値は下がります。

 

ここでは現金に少しフォーカスし、話をすすめたいと思います。

 

同じ現金系の無リスク資産でも、置き場によって流動性に良し悪しがあることを

認識する必要がありまして、往々にして流動性を悪くするほど、同じ無リスク資産でも

金利が良くなるトレードオフの関係性があります。

 

 

●無リスク資産 流動性

 ・財布の中の現金(流動性最強)

 ・普通預金流動性 良)

 

●無リスク資産 流動性

 ・個人向け国債

 ・定期預金

 ・財形貯蓄

 

御覧の通り、無リスク資産流動性 良は、すぐに現金として使用できるポジションの

資産クラスのことをいいます。

 

個人向け国債や定期預金は解約する際に金融機関へ連絡が必要ですし、

満期前に解約すると予定利息が受け取れなくなります。

 

会社の福利厚生で利用できる財形貯蓄は、解約するにあたっては上司の

サインが必要だったり、サインもらっても現金として手元にくるのに

少し時間がかかります。

 

つまり、同じ「無リスク資産」と言えど、自身のライフプラン・状況と

照らし合わせると、利息が少しでもいいからと言って、何でもかんでも無リスク資産

流動性 悪に置いておくのが正しいわけではありません。

 

ちなみに学資保険や○○年金保険は途中解約すると元本割れするので、

無リスク資産ではございません。

 

2.無リスク資産流動良は、最低200万円必要

これは私の実体験に基づく想定値です。

 

日々の生活を過ごすのに、財布やタンスに200万円も入れておく必要はなく、

一般サラリーマン世帯なら、財布の中身は10万円未満で生活できると思います。

 

ではなぜ無リスク資産流動性 良が最低200万円必要なのかというと、

不謹慎な話かもしれませんが、身内(親や配偶者、子供)に急な不幸が発生した際の

葬儀代を支払う為です。

 

実際に私の母は2年ほど前に60歳手前にして、くも膜下出血で急逝しました。

 

家のお金の管理は母がしていた為、父は家のお金が「どこに」「どれだけ」あるのかも

知らず、親子共に母の葬儀でドタバタした後、誰がどうやって葬儀代を支払うのかが

問題になりました。

 

昨今は家族葬とかもあるから費用を抑えることは可能ですが、故人の友人達の

想いも考えると、中々家族葬に踏み切ることはできません。

 

そうなると、どれだけ費用を抑えても葬儀代は200万円弱になります。

 

ちなみにこの最低200万円弱という金額は、いわゆる生活防衛費と切り分けて

考える必要があります。

 

3.我が家の無リスク資産運用方法

 

我が家の資産運用基本方針は、

今すぐ必要ではないお金にも、常に働いてもう

です。

 

それはリスク資産に限らず、無リスク資産にも言えることになります。

 

ここで、我が家の2017年度末決算状況を振り返りましょう

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御覧の通り、我が家は無リスク資産流動性 悪が、資産全体の半分以上を

占めております。

 

理由として、まとまったこのお金は5年ほどかけて市場に投入していく原資であり、

財形貯蓄は銀行預金と比較すると、税控除加味のリターンが少々高いので、

この様な資産状態になっております。

 

では無リスク資産流動 良のをどのように運用してるのかは、下記の通りです。

     

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仮に妻が急逝しても、最悪は財形貯蓄をそっこーで切り崩せば対応できますし、

妻も私の預金と合わせれば最低200万円は常に確保できますし、その為に、

お互いの銀行口座の暗証番号は共有してあります。

 

故人の銀行口座からお金を降ろすのは厳密にはNGですが、実際はお咎めなしですし

調べられたりもしません。※身内での相続の際に、もめる要素になるでしょうが・・・

 

よって、生活費の出し入れは私(きしやん)名義のSBI銀行を利用しており、

つみたてNISAも私名義の証券口座から買付けをしております。

 

毎日の買付け金額は決まっているので、SBI証券には程々の金額を入れつつ、

ちょっとでも金利を稼ぐ為に、使わない現金は全て妻名義の楽天銀行マネーブリッジ

適用で金利0.1%にて保管しております。

 

 投資は無縁と思ってる人からすると「ケチくさい」って思われるかもしれませんが、

楽天銀行マネーブリッジの金利0.1%は、一般的な銀行の金利0.001%に対して

100倍の金利になります。

 

数字の絶対値としては小さいですが、相対値でいうとバカにできないのであって、

この辺の意識(金融リテラシー)の差が、何十年後の資産形成の差になるのです。

 

  塵も積もれば山となる

 

素晴らしい格言ではないでしょうか?

 

とどのつまり、長期投資とはそういう塵をコントロールし続けた結果なのである。

 

 

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