親が子に教えよう!お金と資産形成の世界☆

熊本県菊池郡某所に住む、金融業会とは無縁な職種の会社員です。 人生100年時代といわれる世の中を生きていくため、学校はおろか親からも教わったことのない『お金と資産形成』という世界を我が子に教える為、自ら学び・実践しております。 このブログは、その軌跡とアウトプットの集合体です

本日よりSBI証券から楽天・全世界株式インデックス&全米株式インデックスの取り扱いが開始しました

「SBI証券」の画像検索結果

 

楽天証券から販売開始されて1ヶ月弱ですが、本日よりSBI証券からも

販売が開始されました

 

楽天・全世界株式インデックスファンド

 

楽天・全米株式インデックスファンド

 

okanetotousinosekai.hatenablog.jp

 

 

この二つの投資信託は、バンガード社のETFを買い付けるファンドオブETFです。

 

楽天・全世界株インデックスファンド>

全世界の大中小株式に時価総額比率で投資をするヴァンガードETF「VT」を

買い付ける投資信託

 

楽天・全米株式インデックスファンド>

米国市場99%以上を網羅している大中小株式へ投資ができるVTIを買い付ける

投資信託

 

 

どちらも日本で人気のETFですが、円を米ドルに換えてから購入する必要があり、

配当金等の利益にも別途確定申告が必要だったりと、投資信託で投資をするより

少々ハードルが高くなります。

 

そんな全ての手間を省く代わりに+0.1%の信託報酬を払えば同じETF

投資できるようにしてくれたのが、この楽天・全世界株式インデックス&全米株式

インデックスファンドです。

 

追加の信託報酬(手数料)はリターンを押し下げる要因となりますが、

それでも信託報酬0.2%代は昨今の激安インデックスファンドと同等クラスですので、

とても魅力的な投資信託です。

 

販売開始1ヶ月での純資産総額はそれぞれ

 

楽天・全世界株インデックスファンド:3.07億円

楽天・全米株式インデックスファンド:4.66億円

 

と、順調な滑り出しでありますが、やはり全世界株式に人気が集まってますね。

しかしトータルリターンは双方ともに1.36~1.38%と、こちらは差異なしです。

 

f:id:kishiyan_y:20171020200222p:plain

 

 

今代注目の投資信託の販売先が増えたことで、さらなる純資産総額の

上昇が期待されるのですが、我らが野村つみたて外国株投信の運用状況は

どうでしょうか?

 

<野村つみたて外国株投信>

純資産総額:0.29億円

 

 

・・・・。

 

 

少な!!

 

 

それは当然で、野村つみたて外国株投信は名前通り「積立」設定でしか

購入ができず、ネットバンクでの販売先はSBI証券のみなので、スポット購入が

可能な楽天シリーズに対してその辺は不利ですね。

 

しかし!トータルリターンは楽天・全世界株式インデックス&全米株式インデックスに

負けていないのが凄い所です

 

f:id:kishiyan_y:20171020201823p:plain

 

先日下記記事にて、このリターンの差は実質コストが大きいのでは?って

考察を書きましたが、それだけではなくむしろ、野村つみたて外国株投信は

「積立設定のみ」しかできないことによる、運用が安定しやすいのだと推察します。

 

 

okanetotousinosekai.hatenablog.jp

 

 

投資信託の注文はだいたい15~16時の夕方で締め切られ、そこから投資先

(ファミリーファンド方式なら、マザーファンドの買付け)への買付けが

行われるのですが、締め切り時間間際の大口買付けに備えて、運用会社は

少し現金比率を高めた状態で待機しているそうです。

 

しかし、大口買付けがなければ現金待機していたその資産は市場へ投入ができず

それが原因で指数のリターンに対して下振れしたりすることがあります。

 

それとは逆に積立投資の場合は、毎日積立であっても「前日までに」積立設定を

しておく必要があり、それによって運用会社からすれば翌日の買付け金額が

事前に把握することが可能となります。

 

つまり野村つみたて外国株投信は「積立設定」しかできない欠点が逆に

翌日の「買付け金額が確定」していることによって待機現金比率が低くでき、

積極的に市場へ現金投入する運用が可能ですので、昨今の上昇相場においては

早めの資金投入がリターンに直結してきますので、楽天シリーズとのリターンに

差異が発生している要因だと推察します。

 

野村つみたて外国株投信は扱われ方自体が非常に地味ですが、中身含めて全て

非常に素晴らしい潜在能力をもった投資信託だと思いますね。

 

 

・・・タイトル名からだいぶ逸脱した終わりになり、すみません。。。

 

 

<結論>

人気者は何かと大変だということです。

 

 

 

 

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