ニッセイAMのプレスリリースによると、11月21日を皮切りに、信託報酬を
下げる発表をしました。
注目の先進国株式インデックスファンドは、最安値0.189%と、0.1%刻みでの
攻防が始まりましたね。
これはFOY2017での先進国株式インデックスファンドで、4連覇を狙っての
ことでしょうか?
信託報酬を値下げする場合は主に、自社グループ内で完結できる委託会社の
取り分を下げるのですが、ニッセイは今回販売会社の取り分を削ってきている所は
非常に応援したいところですね。
しかしながら大人気の<購入・換金手数料なし>外国株式インデックスファンドは、
昨年?のトラッキングエラーや実質コストが高いところもあり、マニアな
投信ブロガーからは犬猿されがちですが、一般の人はそんなところを気にしないので
見た目性能が同じなら見た目コストが安いほうを選びます。
よって、今回のニッセイの信託報酬最安値更新は今の人気を維持して
FOY2017上位入賞を狙うことで、今まで通りポートフォリオ登録ランキング上位を
維持する⇒新規顧客獲得に繋がる戦略であり、儲け所をしっかり分かってますね。
インデックスファンドは信託報酬が低いから、運用金融機関としては利益を
上げにくいので、新規顧客獲得は非常に大事です。
重複しますが、一般の人からしたら先進国株式インデックスファンドは
信託報酬以外全て同じ感覚ですから、みんな大好き「ランキング上位」にいるのは
それが間違いない証明(後押し)となって選んでくれます。
来年から積立NISAが始まるのをいろんなメディアで取り上げられてますから
このスタートで多くのファンを獲得することは、金融機関からしたら長期顧客の
獲得となりますから、どこも必死ですな。
しなしながら信託報酬を下げてくれるのは嬉しいのですが、過度な
値下げによって意味不明な途中償還となり、長期投資放棄されないことを祈ります。
さて、積立NISAの年間枠40万円って少なくないですか?って質問を頂いたので
それに対する考察をこれから書こうと思います が、疲労困憊で
ビール飲んでるからアップするのは明後日かな・汗