楽天投信のプレスリリースによると、バンガードの高品質なETFを通じて分散投資を
先日下記記事にて書いた内容の延長?本格始動?どちが布石だったのか不明ですが
いよいよアメリカの黒船来襲って感じになりましたね
okanetotousinosekai.hatenablog.jp
上記過去記事では、バンガードのETFの中でも全世界に分散投資を可能とするVTしか
取り上げてませんが、実はアメリカ株へ投資をするETFのVTIへ投資を行う
楽天のファンドも発表されていました。
セゾン投信はバンガードのインデックスファンドに投資をするスタイルので
「ファンド・オブ・ファンズ」といわれますが、楽天投信はさしずめ
「ファンド・オブ・ETF」ってとこですかね?
コスト的にはインデックスファンド<ETFと絶対的にETFの方が安いのですが
セゾン投信がそれをやらなかった理由は、いろんなブロガーさんの記事を見てても
情報はありませんでした。
何が原因でそれが出来なかったのかは分かりませんが、楽天投信がそれを
実現できたのだから、やっぱ出来ないなんてことはないんですね。
ここから注目したいのが、下記3つ
①新興国株式へ投資をできる低コストETF 楽天・VWOの発表
⇒これ、そのうちくるでしょ。絶対。
②セゾン投信への影響度合い
⇒少しあるでしょうね。全体の2割は楽天投信にもっていかれそうな「気が」します
ただし、セゾン投信の顧客は我々投信ブロガーの記事を熱心に追いかけてる
人とは思えないので、そこまで大ダメージあるとは思えないです。
セゾン投信に0.6%のコストを払う最大の理由は、投信会社が顔を見せた
安心のサービスだと思うからです
③セゾン投信の信託報酬値下げ
⇒今回の件でそれは絶対にないでしょうね。セゾン投信からしたら②を
実現させる為の手数料でしょうから、会社としての理念に反するから
やらないでしょう。
と言う訳で、ファンドオブETFの運用実コストが全く不明なので、いくら
表面信託報酬が0.2%台とはいっても、実質コストの悪化&トラッキングエラー
(指数との乖離)がでるようなら、せっかくバンガードの看板をぶら下げてても
全く持って意味無しとなってしまいます。
ブロガーとして話題性のあるファンドを使いたい気もしますが、このブログの
テーマは「初心者&入門者や、資産形成を気にすらしていない人達の役に
立てそうな、等身大での資産形成」なので、ファンドをあれこれ変更してると
小難しくなってしまうので、手を出す予定はありません。
ただし、最終的に散らばったファンドを1本化=スリムにする際は、
楽天・バンガードファンドや野村つみたて投信を利用するかもしれません。
<結論>
過去の記事で書きましたが、あれこれ売買して乗り換えたりしていると、
結果的に自分のリターンを押し下げる原因となります。
昨今のインデックスファンドは非常に信託報酬が安いので、信託報酬が
0.1%にでもならない限り、あれこれ手を出さずに投資の世界から少し距離を
おいて、淡々と積み立てるのが良いパフォーマンスになると思います
下記記事の、バンガードさんのセミナー内容も参考にしてください
okanetotousinosekai.hatenablog.jp