真面目に企業DCで資産運用をしていると毎月1万円ずつ投資をしていた場合、
何もしていない定期預金との差異は、下記グラフとなります
ここ数ヶ月は北朝鮮とのチキンレースがあったので相場が不安定でしたが、
2017年上期企業DCの成績は+4.2%のリターンと、
4200倍の差が発生しています。
※定期預金の利息が0.001%
昨年の4月より、勤務先で企業DCが導入されました。
周りのオジサン達は「余計なことするなよ」
それは同世代の同僚も似たような感じもありますが、
「貯蓄から資産形成へ」を自分の身に立って実践し・学んで・
というカリキュラムだと思っております。
しかしながら、周囲を見渡しても完全放置しているのが 全体の半分以上かな~?
って感じで、それは年齢が上がるほど顕著ですね。
1.企業DC=確定拠出年金に関して、 軽くおさらいからしましょう。
もともとはアメリカの401kという制度を模したものであり、
公的年金とは異なる私的年金制度として、
運用益に対して無税&所得に対する減税&
トリプルパンチの大盤振る舞いな制度です。
要はですね、国が公的年金で養えきれないから、税金優遇するから
自助努力ヨロシク!って軽く表現しましたが、日本国家から割と危機的な状況が
伝わってきます。
勤務先の企業DCはマッチング拠出タイプの為、
会社が出資してくれる金額と同額までな為、会社が5000円しか
我々は同額の5000円=合計1万円/
位置付けとしては、投資額が少なく大きな効果は得れません。
しかし、我々が拠出する分は所得控除が適用されるので、
所得・住民税が減税されるからマイナスリターンの減少=
なります。
完全放置している人もリスク取りたくなかったら、
定期預金に入れるだけで所得に対して減税してもらえるので、
必ず実施することをお勧めします。
iDecoと企業DCでは掛け金上限額が異なるのと、企業DCは
必ず発生する毎年2000円の手数料を会社が負担してくれている
払う必要がありません。
つまり、企業DCはリターンほぼゼロの定期預金にお金を入れても
手数料負けすることなく、減税効果によるマイナスリターンを減らせる為、
やってない人は実質的に損することになります。
2.運用益に対する減税効果
投資による利益は20.314%の税金が発生しますが、
NISAとiDeco(=企業DC)は運用益に対して税金が
免除されます。
期間は
現行NISA:5年
つみたてNISA:20年
iDeco:60歳まで
0.1%でも税金をとりたがる国が、20%以上の税率を10年以上単位で
免税にしてくれるので、イカに利用したほうが良い制度かがわかります。
3.どのような資産クラスでの運用が良いのか
投資におけるリスクは下記記事でも書いておりますが各資産クラスで発生しうる
2標準偏差までの想定リスクがご自身のリスク選考&許容度以内になってる
必要があります。
okanetotousinosekai.hatenablog.jp
リスクを把握しておくそもそもの目的は、相場下落時にビビッて
資産売却(=損確定)
そもそもiDeco&
ビビったって何もできません。
つまり、iDeco&
金額しかないので、年に1回しか積立金額を変更できないので、よく考えて
毎月の投資金額を決めてください。
で肝心な運用方法ですが、上記の通り60歳まで現金化できない=評価額の値動きで
ビビる事ができませんから、積極的にリスクとってリターンを狙うのを推奨します。
よって、
妻は年明けからiDecoでたわらノーロード先進国株式で積立投資をしておりますが、
リターンは同等レベルの6.1%であり、遜色ないリターンです。
今思えば妻は現状専業主婦の為、iDecoより積立NISAを使った方が良かったな~って
後悔してますが・・・仕方ない!
毎年発生する2000円の手数料を上回るように積立続けるしかないな~
<結論>
目先の利益・手間を重要視して貴重な制度を無視していると10年・20年後に
「やっておけば良かった!」
積立投資は時間分散によるリスク低減とリターンの積み重ねになり
出遅れた分は同一リターン&
ちょっとで良いから勉強して、早く始めましょう☆
>同じ会社の人へ
会社で開催された導入セミナーだけだと分からないと思いますので、
私見かけたら、気軽に話しかけてくださいな。