eMAXIS Slimシリーズから、新興国株式インデックスが登場します。
なんと驚きなのはその信託報酬 0.34%(税抜き)!
たわら新興国株式インデックスが0.49%なので、ぶっちぎりで安い
新興国インデックスの登場となります。
eMAXIS Slimシリーズの特徴は、業界最低水準の運用コストを「機動的に」
将来に渡って目指し続けるとあります。
つまり、他社が0.1%でも安くすると、それに追従するって意味な訳で、
eMAXIS Slimのコストが同率一位で一番安いって事になりますので、eMAXIS Slimの
インデックスファンドを買っておけば、信託報酬観点では間違い無しです。
ちょっと意外だったのがこのeMAXIS Slimシリーズですが、ベンチマークが
同じ資産クラスでの信託報酬で対抗してくると思ってたのですが、
違うようですね。
具体例で言いますと
・手数料無料ニッセイ先進国株式のベンチマークはMSCIコクサイ
・eMAXIS Slim先進国株式のベンチマークもMSCIコクサイ
・手数料無料ニッセイTOPIXインデックスファンドのベンチマークはTOPIX
では新興国株式でいうと、先日まで信託報酬最安値はiFree新興国株の0.34%でした。
・iFree新興国:FTSE RAFI エマージング インデックス
・eMAXIS Slim新興国:MSCIエマージング・マーケット
詳しくは先日書いたこちらの記事を参照して頂くとして、双方のベンチマークは
異なるものの、eMAXIS Slimは「資産クラス最安値」を目指すコンセプトは
ベンチマークなんざ関係ないって意思が伝わってきます。
そして たわら新興国株式の死亡確定する理由としては、eMAXIS Slimが発売された時
最前線戦場である先進国株式クラスでの信託報酬値下げを、「たわら」のみやらずに
資金流入がeMAXIS Slim&ニッセイシリーズに対して、明らかに低下しております。
eMAXIS Slimが出て焦ったニッセイは、信託報酬の値下げをして、eMAXIS Slimと
同率にする事で「世の中に対して コスト勝負します」とニッセイは間接的にでも
宣言しましたが、実質コスト王者のたわらはそれに走らなかった訳です。
とは言っても私の様にブログ書いてるマニアクラスは別として、実質コストを
気にしない人にとっては、売り場で載ってる最安値金額が最安値と思う為、
買い手はそちらに走るのは当然です。
<結論>
と言う訳で、たわらは値下げしない可能性大な為、本日をもって たわらでの
新興国クラスの積立設定を解除して、eMAXIS Slim新興国の応募開始となる
7月末からこちらで積立開始をします。
もし既に たわら新興国株式で多大な積立額になってて、今更最初からってのが
辛い人は、2018年から始まる積立NISAでの新興国株式クラスを、この