親が子に教えよう!お金と資産形成の世界☆

熊本県菊池郡某所に住む、金融業会とは無縁な職種の会社員です。 人生100年時代といわれる世の中を生きていくため、学校はおろか親からも教わったことのない『お金と資産形成』という世界を我が子に教える為、自ら学び・実践しております。 このブログは、その軌跡とアウトプットの集合体です

上にも下にも爆発力絶大な新興国☆ ロマンも良いけど分散するのが基本ですわ

style.nikkei.com

世の中、自国の商売だけで自立してる国は珍しく、グローバル社会の今は

先進国の売り上げに多大な貢献をしている新興国

 

しかい最近はインドネシアやインドなどの経済力も向上し、先進国側からしたら

貴重なマーケットになってきてます。

 

 

なにより新興国に対して魅力的なのは、先進国と比較にならない人口と、

その人口内に於ける若い世代の割合です

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経済力は労働人口×労働産性で決まりますので、新興国の人たちの暮らしが

ちょっとでも良くなると、マーケットとしての拡大が著しい成長をします。

 

んがしかし、そんな美味しい話だけではないのでが、新興国

 

何よりものリスクは、その政治情勢と経済の不安定さです。

 

 

 

なにより恐いのは債券の支払いが出来なくなるデフォルトってやつですね。

 

最近ではギリシャがデフォルトになるやらで市場暴落が発生しましたが、新興国

割と定期的にデフォルトになってます。

 

アルゼンチンやベネズエラは何回なったか分からないぐらいデフォルトしてますし

元大国のロシアや注目のインドネシアにいたっては過去20年間に3回程

デフォルトしてます。

 

デフォルトが発生するとその国の通貨が暴落する為、その国の外貨立てで投資を

していると、円換算で多大な損をします。

 

その様な状況下ではその国の経済が崩壊するので、投資していた会社等の株とかも

ゲロ暴落する為、気を失うような損失をこうむる事になるでしょう。

 

新興国は政治情勢が非常に不安定であり、午前中までAって政党が牛耳ってても、

午後にB政党を中心とした軍事クーデターが発生して政権転覆なんてのは

ザラにあります。

 

よって新興国に投資する際には、1~2国が吹き飛んでもいいように、分散投資

基本となります。

 

ではいざ分散投資をするにあたっては、何を参考にすれば良いのでしょうか?

 

基本となるのはやはり投資信託であり、その際の指標となる指数は下記2つがあります

 

MSCIエマージングマーケット

②FTSE RAFI エマージング インデックス

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どちらの指数も、これに連動する投資信託を購入するだけで、1国が崩壊しても

気にならないぐらいの分散が可能です。

この2つの違いとしては

 

MSCIエマージングマーケット

新興国23ヵ国の株式の、浮動株調整時価総額加重平均により銘柄比率が決定

 

②FTSE RAFI エマージング インデックス

新興国13ヵ国364銘柄の企業の財務データである売上高、キャッシュフロー

株主資本、配当を元に算出する、ファンダメンタル分析によって算出

 

となり、簡単に言いますと

 

MSCIエマージングマーケット

純粋なインデックス指数

 

②FTSE RAFI エマージング インデックス

アクティブ要素の入る、スマートベータ指数

 

となります。

 

新興国は先進国に対して情報の不確実さがある為、ファンダメンタル分析をしても

その情報が本当に正しいのかが怪しい為、投資信託が採用する指数としてはやはり

MSCIエマージングマーケットが良いと思います

 

とは言っても、この2つを指数とする投資信託では基本的に、信託報酬に明確な差が

あります

 

MSCIエマージングマーケット:信託報酬 高い

②FTSE RAFI エマージング インデックス信託報酬 安い

 

しかしながらFTSE RAFI エマージング インデックスは時価総額型指数よりも

指数追随に追従する為の売買が多くなるため、実質コストが上がる可能性が

あることには注意が必要です 。

 

次に債券にフォーカスしますと、株式以上に分散が必要です。

 

いくらグローバルな世の中になったとは言え、ネットでニュース見ていても

海外の情報ってあまり入らないですよね?

 

アメリカでさえトランプ大統領のいざこざ+αぐらいしか情報がないので、

国会議員や地方有力企業の不祥事なんて、全く情報無しです。

 

NY市長が舛添元東京都知事みたいな不正をしてて、そこから小池劇場が始まって

国政へ影響しそうな都議選があっても、アメリカの情報でさえ、日本には届きません。

 

それが新興国となると、なおさら異次元の情報となる為、その国立ての通貨で

運用するには、多大なリスクを負うことになる為、分散投資が必要となるのです。

 

新興国債券の指数となるのは、下記

JPモルガン・ガバメント・ボンド・インデックス・エマージング・マーケッツグローバル・ディバーシファイド があります。

 

名前は覚える必要ないですが、分散度合いは知ってください

 

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もう1回インドネシアが吹き飛んでも、ダメージは8.9%です。

 

しかし残念ながら、新興国債券のインデックスファンドは信託報酬がめっちゃ高いので

お勧めし辛い所がありますが、それでも利回りに期待できる新興国債券に

投資をするのなら、インデックスファンドをお勧めします

 

ここまで散々分散、分散言いましたが、このブログの読者の方なら

お気づきかと思いますが、私は1つだけ新興国株式への超厳選投資をしております

 

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詳しくは、こちら参照

夢の玉手箱になるか!? スパークス・新・国際優良アジア株ファンド 『愛称 : アジア厳選投資』

 

成長が期待できる新興国の30社に対する超厳選投資です。

 

 

当たればラッキーな感じで1万円だけ購入して、3万円まで成長したら解約して

嫁と焼肉行く為だけの「愛称:焼肉投資」です☆

 

この投資信託は売買は繰り返さずにホールドするとの事なので、

純粋な投資銘柄ではあるものの、とある有名なブロガーさんにはお叱りを

うけました(^^:

 

まぁ人も投資スタイルも100人いれば100人違うのであって、自分の考え方を

真っ向から押し付けてくるのもまた、人の違いなので良いと思いますが。

 

<結論>

とは言っても新興国は絶対的に、分散投資が基本です。

私の焼肉投資の様な使い方は、本当に損してもいい一部の資産で運用しましょう

 

 

 

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