親が子に教えよう!お金と資産形成の世界☆

熊本県菊池郡某所に住む、金融業会とは無縁な職種の会社員です。 人生100年時代といわれる世の中を生きていくため、学校はおろか親からも教わったことのない『お金と資産形成』という世界を我が子に教える為、自ら学び・実践しております。 このブログは、その軌跡とアウトプットの集合体です

(過去記事:17年1月11日)いよいよ始まる企業DC 序章

以外に好評なので、きしやんの投資話第二段 興味ある方は最後まで読んで下さい(ちょい長いです)
※4月から会社で始まる企業型確定拠出年金(以後:企業DC)に関する話
※過去話が気になる人は、私の投稿確認してちょ


今回は確定拠出年金(以後iDeCo:イデコ)=企業DCのメリットを説明します

 


メリットはずばり、「税金の控除が非常に優遇されてる」の一言につきます


内容としては

①積み立てた金額は全て所得から控除されるので、所得税が安くなる=確実なリターン

②投資で得た利益(定期預金の利息含む)が全て無税。 ※通常は20.315%の税金がかかる

③年金として受け取る際の税金控除が大きい。※20年以上なるとさらに控除大

 

さて詳細です

①:所得税が控除される
自分がどの種類の年金に所属してるかで、毎月の最大掛け金が変わります。掛け金1番大きいのは自営業になる第1号被保険者(国民年金)で、月8万程。

つまり、年間で96万円程の控除が可能です。仮に元本保証の定期預金にしたら、貯金しただけなのに所得税が安くなります
※企業DCではなくiDeCoの場合だと、定期預金では正確には元本割れする可能性があります。詳細は別途

うちの会社ではマッチング拠出型企業DCの為、最大掛け金は月最大で2.3万(やったかな?)です


マッチング拠出とは、会社が半分負担してくれて、それと同額までを個人で拠出=所得税控除が可能です

ちなみに会社が半分負担してくれる金額は、等級によって異なります ※旧H3で5030円=月最大で10600円の掛け金です

 


②投資で得た利益が全て無税。
これが、資産運用はiDeCoが最強(長期資産運用に適してる)と言われる所以です。

通常は運用利益に対して20.315%の税金がかかるのですが、これが永遠無税。5年や10年の縛り&最大金額が決まってるのがNISA(ニーサ)です


では具体的に計算しましょう。

計算しやすいように 積立額&期間は月1万円の30年。 利回りは世界経済成長率の4%


通常投資(課税)の場合:598.7万円

iDeco(無税)の場合:687.5万円


会社の退職金を運用すると言っても、税有無で100万も変わります。

仮に課税でこの100万をリターンしようと思えば、期間 or 積立金額を多くする必要があります

 


③年金として受け取る際の税金控除が大きい。※20年以上なるとさらに控除大

ちょっと勉強不足で忘れました・・・。と言うより、私が受け取る時までに絶対何回も法改正が入るので、近づいてきてから最適を選ぼうと思ってます

ただ1つ言える事は、20年以上の積み立て期間有無によって、受け取る時の税金控除額がべらぼーに変わるのです。

俺退職するまであと10年ないんだけど・・・って人、御安心下さい。

うちの会社では勤続年数期間分積み立ててた事になるって言ってました。
※月末からのセミナーでは、その辺を質問しようと思ってます


逆に言うと会社から半分負担してくれる金額も、4回程に分けて支払うとなっております

1%でも税金とりたい国が、無税と言ったのがこのiDeCoです

国が将来の資産成型=公的年金に頼り切らないで と言いたいので、税優遇した制度を始めたのです。

2017年からほぼ全ての国民がこのiDeCo利用できるようになりました。

資産運用に関して、iDeCoを利用しない手はないですね

今回は以上です♪

次回は、投資信託の仕組みについて説明しようと思います

 

↑の記事に対する補足
昨夜の「第二回きしやんの投資話」に関して、「結局、どうすれば?」的な質問があったので補足します

・積極的に自分でも半分を拠出(負担)して、所得税を安くしましょう!

・会社が半分負担してくれるし、得た利益は課税対象にならないのだから、


 特に若い人はリスク許容度の範囲で積極的に投資しましょう!
つー訳です。

会社の制度開始まで時間あるので、リスク商品(投資信託)との付き合い方は、今後説明していこうと思います。

と同時に、指南的なワードを残すようします★

※注意事項※
・投資はリターンが確定されていませんので、自己の責任・判断でお願いします
・くれぐれも銀行や証券会社、保険の窓口で「資産運用」の相談をしないようにして下さい。無知だとカモにされますよ!
・人気ランキング的な投資信託には、手を出さないようにしてください。「人気が高い=資産運用に向いてる」は別問題です